第100回KARCコロキウム開催報告


第100回KARCコロキウムの様子


視物質であるロドプシンに関する研究の歴史的背景から、専門外の人にも分かりやすく御講演頂いた。高度好塩菌の細胞膜に二次元結晶として存在する視物質類似のタンパク質であるバクテリオロドプシン(bR)分子内で起こる光化学反応とプロトン移動などについて解説して頂き、光情報処理や光エネルギー変換への応用例を紹介してい頂いた。特に、bR膜を用いたベクトル位相共役波発生の研究例などは大変ユニークで興味深いものであった。尚、活発な議論が行われたため、当初の予定時間を30分ほど超えて終了した。


参加人数16名 (内部 16名、外部 0名)