講演会

見て・聞いて・学ぶ研究講演会を開催いたします。

開催時間 ※講演時間は1テーマ約20分です

午前の部:11:00~12:00
午後の部:14:00~15:00

会場

NICT 未来ICT研究所 第ニ研究棟3階 TV会議室2

講演内容


光を受信するナノサイズのアンテナ技術 - 赤外光検出器の高性能化・高機能化を目指して -

フロンティア創造総合研究室 主任研究員 川上 彰

光と電波は、共に空間の電場(磁場)の振動により形成される“電磁波”という波です。違いは振動速度(周波数)で、3テラヘルツより低い周波数の電磁波を“電波”、それ以上を“光”と呼んでいます。今日、光ファイバーや携帯電話など、光と電波は共に情報化社会を支えています。しかしこの境界付近の電磁波はあまり利用されていません。私たちはこの領域の利活用を目指し、光のアンテナ技術に取り組んでいます。講演では、光を受信するとても小さなアンテナについて、わかりやすく説明します。

微生物を利用した新しい化学センサー - 微生物センサーを作る・計る・評価する -

フロンティア創造総合研究室 研究員 佐川 貴志

生物は匂い物質のような化学物質を検出し、刺激に応じて適切に行動することで、環境の変化に柔軟に対応することができます。我々は生物が持つ優れた化学物質検出能力に注目し、微生物を利用した化学センサーの開発に取り組んできました。本講演では、微生物を利用したセンサーを「作る」、「計る」、「評価する」一連のプロセスについてご紹介します

超高精度光原子時計 - 高精度な時間のものさしで見えてくるもの -

電磁波研究所 時空標準研究室 室長 井戸 哲也 

NICTでは日本標準時を生成・維持し、国民の皆様の時刻合わせの基準として供給しています。また、同時に将来のさらなる高精度化を見据えて、とんでもなく高精度な光原子時計を研究しています。本講演では、我々が最先端の光技術を利用して開発した精度17桁を誇る光格子時計について紹介し、これによって初めて見えてくる「時の流れが重力によって変化する現実」についてお話します。


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