文部科学大臣表彰
若手科学者賞を井戸哲也主任研究員が受賞
光・時空標準グループの井戸哲也主任研究員は、 平成20 年度科学技術分野の文部科学大臣表彰に おいて、若手研究者を対象とした若手科学者賞 を受賞しました。
対象となった業績は「中性Sr(ストロンチウム) 原子のレーザ冷却とその無反跳高分解能分光の 研究」で、ストロンチウム原子をマイクロケル ビン領域までレーザー冷却する技術を開発し、
冷却した原子を一次元光格子に閉じ込めること によってドップラー効果の影響を受けない分光が 出来ることを実証したことによります。本技術は中性ストロンチウム原子の光格子時計の
基礎をなすものであり、またその開発後には米国 にて本技術を広め、国際度量衡委員会において本 邦発のストロンチウム光格子時計が「秒の二次表 現」として採用されるのに大きく貢献したことも
評価されたものです。
なお、本賞は、萌芽的な研究、独創的視点に立っ た研究等、高度な研究開発能力を示す顕著な研究 業績をあげた40 歳未満の若手研究者を対象として
おり、平成17年度より設定されたものです。