独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の認定制度(ASNITE)に基づき、周波数標準器の校正を行います。
ASNITE認定制度とは、ISO/IEC17025に基づく校正のうち計量法の範囲外の部分をNITEが独自に認定するものです。認定国際基準(MRA)に対応しています。NICTで行う校正には、特定標準器によるJCSS登録事業者以外への校正(周波数標準器)があります。
校正対象の測定器等
ASNITE認定制度に基づき、特定標準器(国家標準)により周波数標準器の校正を行います。ASNITE認定を受けている対象測定器等を以下に示します。
| 測定器等 |
1 | 周波数標準器(持込み) |
2 | 周波数標準器(遠隔) |
*チェックシートをご確認ください。
校正範囲と手数料
ASNITE校正の範囲及び手数料を以下に示します。
機器の種別 | 校正項目 | 校正範囲 | 手数料 |
円 | 備 考 |
(1)周波数標準器(持込み) | 周波数 | 5MHz又は10MHz | 時間間隔測定法による高精度測定 | 138,100 | |
周波数 | 1Hz~100MHz | 周波数カウンタ測定法による測定 | 138,100 | 1波あたり |
(2)周波数標準器(遠隔) | 周波数(注1) | 5MHz又は10MHz | | 164,700 | 年間手数料 |
初期検査 | | | 60,000 | 1回あたり(旅費等の実費負担有) |
初期設置座標測定 | | | 66,300 | 1回あたり(旅費等の実費負担有) |
出張検査(注2) | | | 55,100 | 1回あたり(旅費等の実費負担有) |
■書類の再交付手数料 一通につき 1,300円
証明書/校正シール
校正終了後には、校正したことを示す以下の校正証明書および校正シールを交付します。
手続フロー
校正の手続きの流れを以下に示します。
受付前事前チェック/お問合せ
校正を受けられる測定器等について以下のチェックシートに必要事項をご記入いただき、事前に電子メール、FAXまたは郵送にて
較正サービス受付までお送りください。お送りいただいたチェックシートに基づき校正可能かどうかご相談させていただき、見積書を発行いたします。
◆技術内容のお問合せ
周波数標準器
電磁環境研究室 標準較正グループ
担当: 小 竹(TEL:042-327-7568)
申 請 受 付
― 必要書類 ―
2. 搬入品リスト (適宜の書式でお作りください)
3. 取扱説明書 (操作及び保守の方法を記載した書面)
を提出していただきます。
◇ 代理の方が申請する場合は、
委任状を提出してください。
◇ 較正を行う測定器等を搬入してください。
◇ 宅配便のご利用が可能です。
こちらを参照ください。
◆申 請 先
申請に関する内容
較正サービス受付
担当: 川 原
TEL: 042-327-7573
FAX: 042-327-6670
手数料のお振込み
請求書を発行します。
手数料のお振込みをお願いします。
校正実施
校正終了
ご返却
較正サービス受付
◇ 測定器等をご返却いたします。
◇ 校正証明書を交付いたします。(後日)
◇ 校正シールを交付いたします。(後日)
(注2) 周波数標準器(遠隔)の出張検査は、当該校正実施機関のみに限り実施可能です。