<通信・アンテナ-21>
デジタル通信における周波数ホッピングの方法 
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登録日 :1999年9月17日 発明者 :浜口清
特許番号 :特許第2979146号 技術分野 :「情報・通信」
出願人 :NICT 機能 :「制御・ソフトウェア」


ポイント 複数のランダムなホッピングパタンを割当てる
背景 セルラーシステムなどでは周波数をホッピングさせて通信を行うデジタル移動無線通信方式が使用されている。例えば、ヨーロッパ等で用いられる携帯電話の標準規格GSMは各無線局にランダムにホッピングのパタンを割り当てている。しかし、同一のホッピングパタンの使用は無線局間の干渉を招き、GSMのようにランダムに割り当てても、近似したパタンが割り当てられる可能性は避けられない。

特徴 本発明では確定的にランダム性が与えられる複数のパタンを生成し、これらのパタンの中から任意に各無線局に割り当てを行う周波数ホッピングの方法を開発し、無線局相互の干渉を最小限に抑えることに成功した。

適用製品 ●構内LANシステム
複数の無線局による干渉波が存在しやすい無線による構内LANシステムには本周波数ホッピング方法は効果的に作用し、通信品質の向上が期待できる。

画面 画面図


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