- 被災者情報登録検索システムを普及発展させるための産学官連携組織「IAA Alliance」が発足
- 平成14年8月26日
独立行政法人通信総合研究所(理事長:飯田尚志)は、IAAシステム(補足説明参照)の開発を進めてきた組織と共同で、産・学の機関との連携の場としての協議会「IAA Alliance」(アイエイエイ アライアンス)を設立し、関係組織が協調してIAAシステムの普及発展および研究開発の加速を図ることになりました。8月27日に設立総会を開き、活動を開始する予定です。
IAAシステムは、大規模災害時に被災者の安否情報等をインターネット上に登録・蓄積し、その情報の検索サービスを提供するシステムです。IAAシステムはさまざまな技術を統合したシステムであることから、開発者の連携が不可欠であり、各種情報交換、相互接続試験や検証実験などを行う場としてIAA Allianceを活用することを計画しています。また、開発者だけでなく、自治体などIAAシステムの利用者として想定される方々の声を幅広く収集して開発にフィードバックする場としても活用する予定です。そこでIAA Allianceは、IAAシステムの主旨に賛同する組織および個人を広く会員として募る予定です。
<補足資料>
<連絡先>
独立行政法人通信総合研究所
非常時通信グループ内
IAA Alliance 発起人事務局
海老名 毅
TEL 042-327-6277 FAX 042-327-7941
E-mail: sec@iaa-alliance.net
<補足説明>
IAAシステム
阪神淡路大震災をきっかけに、WIDE Project(下記説明参照)が1995年から開発を続けている被災者情報登録検索システムで、1999年から郵政省(当時)通信総合研究所が開発に参加しています。複数の組織に設置されているIAAシステムが、自動でデータを交換するしくみを用いて、全ての組織が同じデータを蓄積することができるようになっているほか、パソコンや携帯端末以外に一般電話のプッシュボタンや手書きFAXによる情報の登録も可能であることが特長です。毎年9月1日と1月17日の防災訓練に参加しているほか、伊豆諸島三宅島や有珠山の噴火、米国同時多発テロ事件などの際には実験運用を行いました。
IAAシステム紹介Webページ http://www.iaa.wide.ad.jp/ (WIDE Project による紹介)
http://www.crl-iaa.net/ (通信総合研究所による紹介)WIDE Project
オペレーティングシステム技術と通信技術を基盤とした新しいコンピュータ環境の確立をめざし1988年にスタートした研究プロジェクトです(代表:村井純慶應義塾大学環境情報学部教授)。WIDE は、Widely Integrated Distributed Environment=大規模で広域におよぶ分散型コンピューティング環境に由来します。
WIDE Project 紹介Webページ http://www.wide.ad.jp/
<補足資料>
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