報道発表



総務省は、「アジア・ブロードバンド計画(平成15年3月)」に基づいて実施している「国際情報通信ハブ形成のための高度IT共同実験」の一環として、眼科医療分野では世界初となる日本−シンガポール間での国際間3次元高精細画像伝送に関する実験を行います。

具体的には、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)の超高速研究開発テストベッドネットワーク"JGN2"*の日本−シンガポール回線上で、旭川医科大学とシンガポールナショナルアイセンターとの間で、3次元高精細画像伝送技術を活用して遠隔医療分野の実験を開始します。


  1. 開始月日
    平成18年2月16日(木)

  2. 場所
    旭川医科大学遠隔医療センター(日本側)
    シンガポールナショナルアイセンター(シンガポール側)

  3. 技術概要
    今回の3次元高精細画像伝送に関する実験では、左右両眼で見た画像(LR画像)を独立2系統で画像圧縮し、2系統独立投影により、これまでのフレーム切替え式と異なり、時間軸方向の解像度の向上を図ることにより、画像の高精細化、それによる立体視の忠実な再現を可能にします。

    この実験により、遠隔地において、眼科における詳細な手術状況を3次元画像で忠実に再現することが可能となり、将来の遠隔手術等の可能性が広がります。また、本技術は、医療分野のみならず、高臨場感が求められる多種多様な分野への応用が期待されます。


<問い合わせ先>
情報通信研究機構 総務部 広報室
栗原則幸
Tel: 042−327−6923、Fax: 042−327−7587
広報室アドレス

    <連絡先>
・高度IT共同実験について
総務省総合通信基盤局国際部国際協力課
中澤国際協力調査官、池田係長
TEL 03-5253-5936 FAX 03-5253-5936

・JGN2について
独立行政法人情報通信研究機構
拠点研究推進部門テストベッド推進室
豊田室長
TEL 03-3769-6865 FAX 03-5439-7320


【用語説明】

JGN2
独立行政法人情報通信研究機構(NICT)が平成16年4月より運用を開始した全都道府県ならびに米国・タイ・シンガポールにアクセスポイントを持つ研究開発テストベッドネットワーク。次世代高度ネットワークを国内外の産・学・官・地域連携によって早期実現させ、我が国、経済社会の活性化と国際競争力の向上を目的としている。


(参考)

国際情報通信ハブ形成のための高度IT共同実験

実験概要

ネットワーク概要