1 事実概要
独立行政法人 情報通信機構(以下、NICT。 理事長:長尾 真)が株式会社プロシード(代表取締役:西野 弘)に交付した平成16年度助成金案件「リアル・スクリーン・リーダーの研究開発」について、本年7月に実施された会計検査院の実施検査において、助成金が過大に請求されていた事態が明らかになりました。
NICTが調査を行った結果、助成対象経費のうち、本研究開発に必要なプログラムの設計・構築のための外注費につき、事業の途中で減額されていたにもかかわらず当初の額のまま実績報告されていたことが原因と確認できました。
2 NICTの措置について
(1)株式会社プロシードへの返還請求について
NICTでは、平成18年9月15日、株式会社プロシードから、過大に請求を受けていた9,320,000円に加算金(助成金交付要綱に基づき年利14%の割合で計算した加算金)を付した額について返還請求を行いました。
(2)株式会社プロシードへの委託研究及び助成金事業の応募の制限について
NICTでは、今後、募集する委託研究及び助成金事業について、株式会社プロシードに対して応募を制限することを検討しています。
(3)改善策について
NICTでは、これまでも助成金支払額確定の際に経理検査を実施して参りましたが、このような事態の再発防止を図るため、必要に応じ実地調査を実施するなど、確認項目、確認方法の見直しを行い、助成対象経費に係る請求内容の一層の確認の徹底に努めて参ります。
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