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独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」という。理事長:宮原 秀夫。)は、平成20年2月8日、インターネット会議システムと機械翻訳技術を利用して、日本とタイの高校間のオンラインでの交換授業を実施します。
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本イベントは、タイ王国政府による、タイ山間部Mae Hong Son地区にIT拠点を設立するための
"IT Valley Project(担当機関:タイ国立電子・コンピューター技術センター)" の一環として行われます。また、タイ国王生誕80周年記念行事としても登録されました(図1)。 つきましては、本交換授業の様子を報道機関の皆様に公開することになりましたので、取材等をご希望の方は、<広報
問い合わせ先>までご連絡をお願い致します。
![]() 図1. IT Valleyプロジェクトと本イベントの関係図 本交換授業においては、日本側は京都府立東宇治高等学校(京都府宇治市。竹田 保雄校長。)が、タイ側はNawamintrachinee Mae Hong Sonがそれぞれ交流校としてご協力くださることになりました。システムの調整などの運営は、NICT知識創成コミュニケーションセンター自然言語グループ(日本側)とNICTタイ自然言語ラボラトリー(タイ側)が担当します。
テレビ会議システムでは、映像、音声、文字を送受信することができます。タイ側からはMae Hong Son地区の民族衣装の紹介が行われる予定です。日本側からも、国際理解教育や日本の伝統文化を理解する取組みに熱心な東宇治高校(京都府『高校生きものチャレンジ事業』実施校)が充実した日本文化の紹介(着物、日本舞踊など)を行う予定です。それぞれ自国の言語を使用しますが、機械翻訳や人間の通訳を介して相手言語に訳された状態でコミュニケーションを図ります。
ここで用いる機械翻訳システムは、京都大学黒橋禎夫教授の研究グループで開発された用例翻訳型の機械翻訳エンジンをNICTにおいてタイ語へ拡張したものです。
![]() 図2. ビデオチャットシステムの画面イメージ ![]() 図3. 日本語、タイ語間の機械翻訳システムの画面イメージ インターネットの普及および高速化により、コミュニケーションの可能性が拡大されつつあります。本イベントでは、ブロードバンドインターネット回線を利用して、電話やメールとも違う、ネットワークを介したリアルタイムのやり取りを体験するとともに、コミュニケーションを手助けする最新のツール(テレビ会議システム・機械翻訳)が、遠く離れたところに住む、言葉が通じない相手とのコミュニケーションを支援するかを実感してもらい、高校生たちが自分達の将来により多様な可能性を見出すきっかけになれば良いと考えています。
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