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独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」という。理事長:宮原 秀夫)は、平成20年8月8日(金)から北京で開催される夏期オリンピック期間中、北京市内において日本人旅行者及び北京在住日本人100名をモニターとする音声翻訳技術の実証実験を行います。 |
NICTでは、ユビキタスネット社会の実現に向けた総務省の「u-Japan 政策」に基づき、人に優しいICT を介して、すべての人と人とが時間や場所などの於かれた条件を問わずに交流でき、新たな「知」や「価値」を産み出せる社会を構築していくための「ユニバーサルコミュニケーション技術」の研究開発を平成18年度から推進しています。さらに、平成20年度より多言語音声翻訳、機械翻訳、音声対話などの音声・言語処理を統合的に研究開発し、成果展開を推進するための「MASTARプロジェクト」(リーダー: 中村 哲 上席研究員)を開始しました。本プロジェクト活動の一環として、音声翻訳の研究開発ならびに成果展開の推進を目的とした北京市内における音声翻訳モニター実証実験を行います。 |
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本実験では、NICTが開発した「携帯電話音声翻訳サービス」を使用します。これは、海外旅行の会話を中心とした日常会話を携帯電話に向かって話しかけると、翻訳結果(日本語⇔中国語)が音声で再生されるものです。モニターとして、JTB北京オリンピック観戦ツアーに参加する日本人旅行者を対象に50名(予定)を募集し、移動、観光、ショッピング等におけるコミュニケーション手段として音声翻訳機能を利用していただき、音声翻訳技術の実証を行うとともに、アンケートによりサービス利用満足度を調査することで音声翻訳技術に必要な技術項目の分析を行うものです。また、本実験では「音声翻訳専用機」も使用し、北京在住日本人を対象に募集する予定の50名によりモニターを行い、実証実験の拡充に努めます。 |
今回の実証実験では、北京市内の観光、ショッピング、移動、食事に用いられる数千語の固有名詞辞書を新たに整備したほか、携帯電話向け音声翻訳では世界で初めて、(1)数文の発声でユーザの声の特徴を登録する機能、(2)場所やシーンにより固有名詞辞書の語彙を切り替える機能、(3) 翻訳結果の音声を合成する機能、(4) 翻訳結果を逆方向に翻訳して確認する機能(例えば、日本語→中国語→日本語)を実現しました。 |
MASTARプロジェクトでは、これらの新たな機能が音声翻訳の性能やユーザビリティに与える影響について分析し性能改善を進めていくことで、音声翻訳技術の早期社会還元を目指します。 なお、本案件に関しましては、報道関係者への説明会を以下のとおり開催いたします。 |
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【報道関係者への説明会】 |
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| 日時 : | 平成20年7月22日(火)13時〜 | |
| 場所 : | 〒619-0289 | 京都府相楽郡精華町光台3-5 独立行政法人情報通信研究機構 |
けいはんな研究所 2階 マルチメディア会議室 |
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<既存携帯電話向けサービスとの比較表> |
本実証実験 |
既存携帯電話向けサービス |
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| ユーザの声質への適応機能 |
各ユーザへの声質への適応 |
男声・女声の切替え |
| 辞書データの更新・切替機能 |
シーンと場所(地図表示から選択可能) の指定による辞書の切替え |
予め設定された5種類の辞書の切替え |
| 入力言語の設定 |
あり(日本語あるいは中国語) |
あり |
入力手段 (音声以外) |
数字キー、カーソルキー(携帯電話)
タッチパネル(音声翻訳専用機) |
数字キー、カーソルキー |
| 翻訳結果の音声合成 |
日本語、中国語 | なし |
| 翻訳結果の確認手段 |
逆翻訳機能
(日→中→日、中→日→中) |
なし |
| ディスプレイ |
約3インチ(携帯電話)
5インチ(音声翻訳専用機) |
約3インチ |