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報道発表

独立行政法人情報通信研究機構フェロー、初の就任へ
  

2009年4月14日

 独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」という。理事長:宮原 秀夫)では、職務として行った研究開発の業務において、特に顕著な業績があると認められる者にフェローの称号を授与することとしており、その第1号として増子治信 首席研究統括に称号を授与することを本日、決定いたしました。   



 増子首席研究統括は、昭和54年3月に筑波大学大学院物理学研究科博士課程を修了後、郵政省電波研究所(当時)に入所し、以来、電波を利用したリモートセンシング技術の研究に従事してきました。特に電波を利用して地表面の高精細画像を取得する合成開口レーダ(SAR)の開発においては、我が国における研究開発の第一人者として、基礎研究からシステム開発に至るまで中心的な役割を果たしてきました。

 増子首席研究統括は、わが国初の航空機搭載SAR(航空機SAR)を開発し、世界で最も優れた性能である地上での分解能1.5 mという高分解能を実現するとともに、偏波観測による対象の識別機能及び2つのアンテナを用いた干渉法による高度測定機能(3次元観測機能)を実現しました。本航空機SARの開発により、昼夜、天候によらず、地図作製、土地利用の調査及び農林業等への応用をはじめとして、災害時の被害状況の把握や火山災害等における活動予測と災害対策及び復興計画立案などに有効な情報を提供できるようになりました。三宅島や有珠山の火山噴火災害においては、噴煙で上空からの写真撮影が難しい状況の中、本航空機SARで観測した被害状況に関するデータを関係機関に速やかに提供してその対策に活かされ、これらの研究開発の社会的・行政的な意義が高く評価されました。

 これらの研究開発とともに後進研究者の育成および研究運営においても力を発揮し、通信総合研究所地球環境計測部長、NICT電磁波計測部門長を歴任し、現在はNICT首席研究統括として、NICTの研究員全体を統括する立場から、重要な研究開発事項の総合調整などの重責を果たしてきております。  

 これらの顕著な業績を認め、この度、情報通信研究機構フェローの称号を授与することを決定いたしました。なお、下記により称号証書授与式典を行います。



1.  日 時      平成21年4月16日(木) 午前10時00分

2.  式 場      NICT本部 4号館2階大会議室

< 広報 問い合わせ先 >
総合企画部 広報室
      青木 美奈
Tel:042-327-6683

< 本件に関する問い合わせ先 >
総合企画部 企画戦略室
      加藤 明人
Tel:042-327-5621




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