報道発表
日本語音声対話による京都観光案内システム
~ スマートフォン等を用いた実証実験のお知らせ ~
2009年12月8日
独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」という。理事長:宮原 秀夫)知識創成コミュニケーション研究センター(京都府相楽郡精華町)は、WEB上の情報に対話により容易にアクセスする技術の開発を目指し、京都観光案内を対象としたシステムの開発を進めています。ユーザは自分の声で質問するだけで欲しい観光情報を得ることができ、機器の操作は全く不要となります。スマートフォンに実装した、この誰にでも容易に使えるプロトタイプシステムの有効性を検証するため、(株)JTBグローバルマーケティング&トラベルと連携した実験を(財)京都高度技術研究所で実施いたします。
【背景】
近年、様々な観光情報システムが開発されている中、誰にでも容易に取り扱うことができ、WEB上に溢れる情報の中からユーザに有用な情報を必要な時、即時に提供できるシステムが求められています。
この度、NICT知識創成コミュニケーション研究センターでは、このような問題への取り組みとして、プロの観光ガイドによる対話を分析・学習することにより適切な情報を提供する状態遷移モデルを利用した日本語音声対話技術を開発し、日本の代表的な観光都市である京都での観光情報サービスに適用するため京都府および(株)JTBグローバルマーケティング&トラベルと連携しながらシステム構築を進めてきました。
【今回の成果】
今回NICTは京都府及び(株)JTBグローバルマーケティング&トラベルとの連携の下、NICTの持つ日本語音声対話技術を活かし、日本語音声対話による京都観光案内システムのプロトタイプを二つの形態(携帯型システム・大画面システム)で開発しました。
日本語を話すユーザは自分の声で質問するだけで自分の欲しい観光情報を得ることができます。携帯型システムはスマートフォンで利用可能です。また、大画面システムでは、日本語音声に加えユーザの視線情報も利用し、よりきめ細かい観光情報サービスを提供することが可能です。
ユーザは機器の操作を一切行うことなくこれらのシステムを利用することができるため、誰にでも容易に使えるシステムとなっていることが最大の特長です。
今回、これらのシステムの有効性を検証するため、(株)JTBグローバルマーケティング&トラベルと連携した実験を(財)京都高度技術研究所で実施いたします。
今後は、今回の実験結果を踏まえた改良を行うことにより、システムをより実用レベルに向上させていきます。
- 【実験日・会場】
- 日時 : 12月7日(月)~11日(金)及び14日(月)~18日(金) 9:00~18:00
- 会場 : 財団法人 京都高度技術研究所 (JR嵯峨野線 丹波口より徒歩5分)
- (http://www.astem.or.jp/)
- 会場の都合により、お越しの場合は事前にご連絡頂きますようお願いいたします。
< 取材依頼及び広報 問い合わせ先 >
総合企画部 広報室
報道担当 廣田 幸子
Tel:042-327-6923
Fax:042-327-7587
< 研究内容に関する 問い合わせ先 >
知識創成コミュニケーション研究センター
白土保・柏岡秀紀
Tel: 0774-98-6831
Fax: 0774-98-6955
補足資料
- 【携帯型システム・大画面システム共通の特徴】
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日本語音声でのシステムとのやりとり(ユーザからシステムへの質問だけでなく、ユーザに対してシステムからも話しかける)によってユーザが必要とする観光情報を提供
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システム内の固定的なコンテンツだけでなく、WEB上にあるコンテンツも利用
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対話を制御するために状態遷移モデルを利用
- 【携帯型システム】
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スマートフォンで利用可能。
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桜や紅葉、庭園など15の属性に着目した観光スポットのガイド
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観光地において、観光スポットやアクセス、レストランの詳しい情報について知りたくなったときに、簡単にすぐに音声対話により観光案内を行う。
- 【大画面システム】
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日本語音声対話に加えユーザの視線情報も利用し、よりきめ細かい観光案内
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3台のカメラおよびステレオカメラを利用しユーザの位置を検出、ユーザの移動に追従
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システムから話しかける機能を実装
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観光案内所などで観光客に詳しい説明をする際に利用可能
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