2010年4月26日
| 1) | 大規模並列処理が可能。世界最速のスーパーコンピュータが、各々、それらの経路で順番にビットを処理するのに対して、今回の回路は一度に300ビットまでのパラレルで瞬間的な処理ができる。 |
| 2) | 欠陥がある場合、それを自ら修復することができる。有機分子層の自己組織力により、既存のコンピュータにはない自己修復性を有している。また、ある神経回路(ニューロン)が失われた場合、別の回路がその機能を引き継。 |
| 3) | この分子層には知性が認められる。この研究は、アルベルト クレディ(Alberto Credi)の「IQを持つ単分子層」の予測(2008年)を実現した。 |
| 1. | 有機分子層における単一テンプレートにより、1024個の進化回路の選択を実現。 (従来のCMOSに基づく進化回路では、6~7個の選択) |
| 2. | この進化回路は、1955年にフォン・ノイマンにより提案された「セルオートマトン」(Cellular Automaton)モデルに基づく。今回、世界で初めて、このモデルは分子層において、物理的に実現された。 |
| 1. | 現在のコンピュータ、スーパーコンピュータのプロセッサーパワーを超える問題を解くことができるようになると考えられる。特に、自然災害や病気の発生のような不良設定問題を解くことが期待できる。 |
| 2. | 人工知能は、この分子プロセッサーの大きな同時並列性により恩恵を受けると考えられる。 |
| 3. | 現在のロボットは変化する環境に対処することができないが、この分子コンピューティングのパラダイムを採用することにより、現在よりもはるかに知性的になると考えられる。 |
| < 研究内容に関する 問い合わせ先 > | < 広報 問い合わせ先 > |
| 独立行政法人物質・材料研究機構 | 〒305-0047 茨城県つくば市千現1-2-1 |
| ナノ計測センター先端プローブ顕微鏡グループ | 独立行政法人物質・材料研究機構 |
| 研究員 Anirban Bandyopadhyay(アニルバン・バンディオパダヤイ) |
広報室 TEL:029-859-2026 FAX:029-859-2017 |
| (*英語対応のみ) | |
| TEL:029-859-2167 FAX:029-859-2801 | |
| 独立行政法人情報通信研究機構 | 〒184-8795 東京都小金井市貫井北4-2-1 |
| 未来ICT研究センター ナノICTグループ | 独立行政法人情報通信研究機構 |
| 主任研究員 Ferdinand Peper(フェルディナンド・ペパー) |
総合企画部 広報室 Tel:042-327-6923 ?Fax:042-327-7587 |
| (*日本語対応が可能) | |
| TEL:078-969-2161 FAX:078-969-2259 | |
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| 図:ブレインライクな(脳のような)分子回路の概念 |
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a.DDQ(2,3-dichloro-5,6-dicyano-p-benzoquinone,2,3-ジクロロ-5,6-ジシアノ-p-ベンゾキノン)分子
b.分子アセンブリの走査トンネル顕微鏡イメージ(上)と対応する分子回路(下) c.○は分子、数字は連結するワイヤ数を表す |
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【掲載論文】 Massively parallel computing on an organic molecular layer Anirban Bandyopadhyay, Ranjit Pati, Satyajit Sahu, Ferdinand Peper, Daisuke Fujita Nature Physicsにオンライン掲載された。 |
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