ライダーではパルスレーザー光を大気中に送信し、エアロゾル、大気分子、雲などからの散乱光を望遠鏡で集光して受信し、大気中のエアロゾルや分子、温度、風などの分布を観測します。
大気中のエアロゾルにあたった光が散乱されるため、このような緑色のビームが見えます。この散乱光を受信解析することにより、高さ毎のエアロゾルの量の見積もりを行うことが出来ます |
上空から観測する場合や、空間をスキャンする場合は、人間の目に入っても安全なレーザー(アイセーフレーザー)を用います。NICTでは、目に安全な波長2μmの波長を利用して、将来の衛星や航空機からの観測に応用するための技術を研究開発しています。 |