光衛星通信技術ユニット

光宇宙通信とは?

宇宙空間における通信は、近年、光ファイバ通信をはじめとする光学技術やレーザ技術の発達に伴い、レーザ光線つまり光波を用いて離れた宇宙機器間で通信を実現できる時代に突入しました。

 

搬送波の周波数が非常に高く、小型・軽量化、高速・大容量化の面で優れており、法的規制を受けずに周波数資源を開拓できることから、電波よりも将来に向けて有望な手段となります。

 

低軌道衛星から地上への光による超高速データ伝送系の開発は、全地球的なデータの取得や有人宇宙ステーションとの通信回線の確保など、将来の有力な通信手段を確立するための第一歩となります。

1970年代~ 地上におけるレーザの水平伝搬の研究を実施。
1984年 ETS-III搭載ビジコンカメラへの地上―衛星間レーザ伝送実験を実施。
1985年 GMSへ世界初の波長0.5μmレーザ伝送実験実施。
1988年 炭酸ガスレーザ(波長:10.6μm)伝送実験実施
1994~
1996年
ETS-VI搭載光通信基礎実験装置(LCE)を用いて、世界初の地上―衛星間光通信実験に成功 。
1989~
2002年
衛星レーザ測距システムにより測地衛星(GMS,LAGEOS)や、炭酸ガスレーザレーダによるADEOS(RIS)の観測。
2001年 H-IIA試験フライトレーザ測距装置(LRE)やADEOS2への測距に成功。
2004年 GOLEM(Ground-to-Orbit Laser transmission Experiments with MicroLabSat)実施。
2006年 OICETS(「きらり」)衛星-光地上局間の光通信実験。

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