太陽活動のサイクル変動について


【ARモデルによるサイクル24の予測(NICT提供)】




○サイクル24パネルメンバーによるサイクル24極大の予測(2009年5月更新)

極大の時期 極大の大きさ
2013年5月 黒点数:90±10
F10.7 :141.3±9


【太陽活動周期24の推移(NOAA/SWPC提供)】



以下の表からわかるように太陽活動の極小の後に黒点のない日が連続して30日以上続くことがあります。
最近では、1996年9月に黒点のない日が42日間もつづきました。

1900年以降で連続して30日以上黒点のなかった日数

最初の日 日数 極小
1900/11/25 31 1902年01月
1901/03/11 69 1902年01月
1901/11/26 40 1902年01月
1902/01/16 45 1902年01月
1902/03/17 49 1902年01月
1902/07/08 30 1902年01月
1912/01/21 43 1913年08月
1912/07/12 31 1913年08月
1913/04/08 92 1913年08月
1913/07/15 39 1913年08月
1924/01/06 39 1923年07月
1933/07/13 30 1933年09月
1933/11/05 36 1933年09月
1933/12/12 31 1933年09月
1944/04/18 36 1944年02月
1954/06/03 30 1954年04月
1996/09/13 42 1996年05月
2009/07/31 32
2008/07/21 31


以下の図は、年ごとの黒点数(上)と年ごとの無黒点の日数(下)をプロットしたものです。
極小期付近では黒点のない日が300日近くもある年があったことがわかります。


黒点が観測されなかった年間日数
(1849年以降のSIDC、ブリュッセル王立天文台による)

no. 黒点が観測
されなかった
年間日数(日/年)
1 1913 311
2 1901 287
3 1878 280
4 2008 265
5 2009 262
6 1856 261
7 1902 257
8 1912 254
9 1954 241
10 1933 240