34mアンテナ・レール周辺



駆動レールと駆動モータ

アンテナ本体の 300 トンもの重さは、4つの駆動輪によって支えられています。 駆動輪は直径 19.6m のレールの上を移動します。4つの駆動輪のうち、2つの 駆動輪に駆動モータが取り付けられています。 駆動レールには、錆防止のため、1993年にカバーが取り付けられました。

レールカバー取り付け前

レールカバー取り付け後

信号伝送ケーブル


受信機室で受信した信号は、100MHz から 600MHz の周波数帯に変換され、信号伝送 ケーブルを通って地上の観測室まで運ばれます。信号の伝送には、損失が低く温度 などの影響を受けにくい光ケーブルが使用されています。

地下・ケーブルラップ


信号ケーブルは、捻じれたり大きな力が加わると破損してしまいます。そのため、 アンテナが回転しても大丈夫なように、アンテナの回転軸の下には地下室があり ケーブルはそこでたるませてあります。