k5tom5

機能

K5 フォーマットからMark5 フォーマットへの変換を行う

書式

k5tom5 jjj|yyyymmdd|yyyyddd k5name1 [k5name2 k5name3 k5name4 [m5name]] [options]
   または
k5tom5 -i [-]info_file|make -v vexfile [options]
   または
k5tom5 --version|--help
   または
k5tom5 env

 ここで

jjj|yyyymmdd|yyyyddd
観測日付を以下のいずれかで設定(VSSP32, VSSP64フォーマットでは不要)
jjj: MJD(準ユリウス日)の下3桁
yyyymmdd: 年(4桁)、 月(2桁)、日(2桁)
yyyyddd: 年(4桁)、通日(3桁)
k5name1 K5データファイル名(CH#01-04 またはCH#01)
k5name2 K5データファイル名(CH#05-08 またはCH#02)
k5name3 K5データファイル名(CH#09-12 またはCH#03)
k5name4 K5データファイル名(CH#13-16 またはCH#04)
2番目以降のK5 ファイルが一番目のK5 ファイルと同じディレクトリにあるときはディレクトリを省略できる
m5bfile 作成するMark5B ファイル名
--version プログラムバージョンの表示
--help プログラム使用法の表示
env プログラムで使用する環境変数の表示
-i info_file 以下の情報を含む変換情報をファイルを指定する
トラック#とチャンネルの対応表
ビット位置とチャンネルの対応表
グループ#とチャンネルの対応表
(デファルトファイル名は"k5tom5info.txt")
"-i -info_file"と名前の前に"-"をつけるとinfo_file という名前の情報 ファイルが作成される。
“-i make”とするとデフォルトの情報ファイルが作成される。
オプション
-o m5bfile 作成するMark5B ファイル名
-d m5dir 作成するMark5B ファイルのディレクトリ
-s soffset データ変換開始秒(データの先頭からのオフセットを秒単位で与える)デフォルトは0
-p period データ変換を行うスパン(秒)。デフォルトはすべて
-vlba フレームフォーマットをVLBA フォーマットにする(デフォルトは Mark4 フォーマット)
-long 64 ビット(トラック) モードにする(デフォルトは32 ビットモード)
-v vex_file 情報ファイル作成モード時に読み込むVEX ファイルを指定する
-sid stat_id 情報ファイル作成モード時に情報を取得する局ID を指定する
-scan scan# 情報ファイル作成モード時参照するスキャン#を指定する(デフォルトは1)
-short Mark5 ファイルのスキャン長をK5 ファイルのスキャン長の最小値に セットする(デフォルトは最長値)。データの無いところには0 データが埋め込まれる。
-monit 実行状況をモニターする
-nocheck 2番目以降のフレームデータのヘッダーエラーを無視する

環境変数

M5DIR Mark5 データファイルのデフォルトディレクトリ
M5VEX VEX スケジュールファイルのデフォルトディレクトリ


更新日 2017年3月8日