k5tovdif

機能

K5 フォーマットからVDIF フォーマットへの変換を行う

書式

k5tovdif k5name1 [k5name2 k5name3 k5name4 [vdifname]] [options]
   または
k5tovdif --version|--help
   または
k5tovdif env

 ここで

k5name1 K5データファイル名(CH#01-04 またはCH#01)
k5name2 K5データファイル名(CH#05-08 またはCH#02)
k5name3 K5データファイル名(CH#09-12 またはCH#03)
k5name4 K5データファイル名(CH#13-16 またはCH#04)
2番目以降のK5 ファイルが一番目のK5 ファイルと同じディレクトリにあるときはディレクトリを省略できる
vdifname 作成するVDIFファイル名
--version プログラムバージョンの表示
--help プログラム使用法の表示
env プログラムで使用する環境変数の表示
オプション
-o vdifname 作成するVDIFファイル名
-dir vdifdir 作成するVDIFファイルのディレクトリ
-so soffset データ変換開始秒(データの先頭からのオフセットを秒単位で与える)デフォルトは0
-p period データ変換を行うスパン(秒)。デフォルトはすべて
-das das_name 局名をセットする(K5/VSSP32 フォーマットの場合はヘッダーのAUX フィールド中の局名またはホストPC 名を使う)
-sid sid 局ID(A2) をセットする(K5/VSSP32 フォーマットの場合はヘッダー のAUX フィールド中から取得する)
-date jjj|yyyymmdd|yyyyddd
観測日付を以下のいずれかで設定(VSSP32, VSSP64フォーマットでは不要)
jjj: MJD(準ユリウス日)の下3桁
yyyymmdd: 年(4桁)、 月(2桁)、日(2桁)
yyyyddd: 年(4桁)、通日(3桁)
-e2bit n 2ビットデータのエンコード方式
1:オフセットバイナリ 0 1 2 3
2: Mark-V 標準 0 2 1 3 (デフォルト)
3: 符号付きバイナリ1 0 2 3
-nocheck 2番目以降のフレームデータのヘッダーエラーを無視する
-fr frame_bytes ヘッダー部を除くフレーム長をセットする(バイト) (デフォルトは1280)
-num nframe 1秒中のフレーム数をセットする(デフォルトは2048×10^6/(1280) = 200000)
-ch1 nn VDIFデータのch#1 に相当するK5 データのチャンネル番号を設定する
nn はK5 データのチャンネル番号(1-16)
-ch2 nn VDIFデータのch#2 に相当するK5 データのチャンネル番号を設定する
.......................
-ch16 nn VDIFデータのch#16 に相当するK5 データのチャンネル番号を設定する
-chall n1:n2:....:n16
VDIFデータの全チャンネルに相当するK5 データのチャンネル番号を設定する
n1 -- VDIFデータのch#1 に相当するK5 データのチャンネル番号(1-16)
n2 -- VDIFデータのch#2 に相当するK5 データのチャンネル番号(1-16)
....................
n16 -- VDIFデータのch#16 に相当するK5 データのチャンネル番号(1-16)

環境変数

VDIFDIR VDIFデータファイルのデフォルトディレクトリ


更新日 2017年3月9日