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小金井、鹿島宇宙技術センターがGGOS(全球統合測地観測システム)観測局に認定



 IUGG(国際測地学・地球物理学連合)より、鹿島宇宙技術センターと小金井(本部)が、GGOS(Global Geodetic Observing System:全球統合測地観測システム)の観測局として認定ました。


鹿島局の認定書

小金井局の認定書

鹿島宇宙技術センターは日本に初めてVLBI技術を導入し、VLBI技術の普及展開を先導してきた歴史があり、1980年代にはNASAの地殻変動観測プロジェクトに参加してハワイと日本列島の距離の短縮を実証した。

1999年に発足したIVS(International VLBI Service for Geodesy and Astrometry)においては設立当初から参加し、単なるVLBI観測局としてのみならずIVS技術開発センターとして認定され活動している。一方、小金井地区ではこれまでVLBIと共に、SLR(Satellite Laser Ranging)の技術観測局が直径1.5mの光学望遠鏡を宇宙光通信技術と共用しながら活動してきた。

現在の国際基準座標系はVLBI、SLR、GPSの宇宙測地技術の国際的な協力により構築・維持され、測地学・地球物理学では、長期的な単一手段の観測による精度だけでなく、複数の観測技術を同一箇所で運用することにより正確さを担保することが必須である。両拠点はGPSを含むGNSS(Global Navigation Satellite System)の固定観測局を合わせもち、得られるデータは地球環境変動の予測のための基礎データ等として利用されている。GGOS局は世界で約100局が認定されている。

NICT鹿島宇宙技術センター「Kashima」と小金井「Koganei」は世界の基準座標系のなかで位置が定まっている国内の数少ない地点として、またNICTの先駆的な時空計測や光通信等の基盤技術をGGOSの活動の拠点として期待され、国内他5機関の5観測局と共に今回のGGOS局としての認定に至った。

※ GGOS: 国際測地学協会(IAG)が推進している、宇宙測地技術や重力計測等を統合して地球環境を統一的にモニターしようとするプロジェクト。

→ GGOSのウェブサイト




日本国内のGGOS局(現在 活動している局)

 機関  観測局
 国土交通省 国土地理院  茨城県:石岡 VLBI観測、GNSS観測、重力計測
 宇宙航空研究開発機構  鹿児島県:種子島 SLR観測、GNSS観測
 海上保安庁  和歌山県:下里 SLR観測 GNSS観測
 自然科学研究法人国立天文台  岩手県:水沢 VLBI観測 GNSS観測 重力計測
 国立研究開発法人 情報通信研究機構  東京都:小金井 VLBI観測、SLR観測、GNSS観測
 茨城県:鹿島 VLBI観測、GNSS観測
 国立極地研究所  南極:昭和基地 VLBI観測 DORIS観測、GNSS観測、
 重力計測 潮位計






図1. GGOSが統合を目指す宇宙測地技術 図2. 日本が管理するGGOS観測局

    →  日本測地学会のウェブサイト




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