1999.9.3 VSI国内打ち合わせ資料

T.Kondo

VSI打ち合わせ報告

1999年8月22日

アラン R ホイットニー

ヘイスタック観測所/MIT

               (機械翻訳+近藤意訳)

出席者

Wayne Cannon, George Fiel, Sasha Novikov ? Crestech; Jon Romney ? NRAO; Dick Ferris, ATNF; Rick Weitfeldt, JPL; Alan Whitney, Haystack Observatory

イントロダクション

現在のVSIに関して議論を行うために、非公式の打ち合わせを1999年8月22日(土)にトロント大学で行った。この報告書の目的はVSI委員会のメンバー全員にその打ち合わせの様子を報告し、VSIに関して今後必要な事項の決定を効率的に進めることを目的としている。打ち合わせの出席者には、英国バーミンガムでWayne Canon, Testuro KondoおよびAlan Whitneyによって議論された修正事項に基づくVSI案の最新版(1999年8月10日付)が配布された。

VSIについてトロント会合においてGVWG/IACGグループに手短に示された。私たちは、できるだけ速やかに、VSIハードウェア・インターフェース仕様を制定する作業を続けることを励まされた。 私は、仕様制定のための期限は1999年の第3四半期の末であると述べた。GVWG/IACGグループは、さらに追加のVLBI標準の開発をうながした。VSIハードウェア仕様は階層状のVLBI標準の第1のステップである。

VSI委員会へのメンバー追加

GVWG/IACGグループより世界的なVLBIコミュニティーの代表を含むにはロシアの機関の代表者が加わる必要ありとの示唆。 Misha PopovをVSI委員会のメンバーに追加する方向で動くことに。

 

現在のVSI提案への議論

現在のVSI仕様案は基礎的な構造では合意した。以下に示される点で議論があった。

アクティブDIBストリームの特定に関して

DTSがアクティブでないビットストリームを送信するのは不経済であろうから、DIB入力ビットストリーム中のアクティブなものを特定する方法を規定すべき。議論の後に、これを行う最良の方法は、単にDIBコントロール・インターフェースを通してアクティブなビットストリームにビットマスクを供給することであることに決定された。 同様なマスクはアクティブな出力チャンネルを指定するためにDOBに規定されるかもしれない。

クロックレート

クロックレートの規定に既存のVLBAおよびマークIII/IVモードを包含するために2MHzを含めるべきである。更に、DIBとDOBは、スペースVLBIのような特別の環境を許容するためにクロックレートに〜+/-1%の変動を許容すべきである。適用可能なところでは、様々な1PPSも影響を受けるかもしれない(特にR1PPS)。

ハードウェアタイムコード

議論の後に、川口さんによって提案されているハードウェアタイムコードについての考えを受け入れることで合意した。この目的のため、RS-422A信号用の1ペアのピンを含むべきことが示唆された。 DOB側では、RS-422Aは「書きこみ」だけで、DIB側では「聞く」だけである。 「ハードウェアタイムコード」はこの通信チャンネルの最も明白な使用法ですが、より広範囲な目的に使用することが可能である。 ボーレートは現在規定していないが、RS-422Aは、10Mbaudがサポートされている。

ケーブル長

出席者間の共通認識は20mではなく15mでニーズを満たすだろうということだった。 15mという長さは、通常のRS-232仕様の長さの範囲内でもある。

電気信号

ECLか他の技術かに関しては多くの議論があった。この議論に拍車がかかったのは最近受け取った、非ECL候補に関して議論したDick Ferrisからの提案メモによってである。 数人の出席者は、LVDSいくつかの高速シリアルリンク技術を考えればECLはもはや時代遅れであると考えている。 多くの議論の後に、現在の高速シリアルリンク技術はまだ十分に確立されていないとの結論に達した。しかしながら、LVDS技術は、確立された物であり古いECL技術より優秀であると一般に考えらる。 PCBエリアは、ECLに比較して3分の1で済み、消費電力は5分の1ですむ。 多くの考察および議論の後に、参加したメンバーは、DIBへの「1PPS」入力(TTLが適する)を除いてすべての信号インターフェースに満場一致でLVDSの採用を推薦することに決定した

コネクターとケーブル

LVDSを採用する共に、信号コネクターを小型化する望みがった。 Dick Ferrisは、AMPLIMITE型50-ピン小型DコネクターとAmphenol Skewclear 100-ohm 24awg twinax jacketed round ケーブルの採用を薦めている。 これらのコネクターは、信頼性があると考えられ、実装するのにPCBまたはI/Oのパネル上ではるかに小さな面積で済む。推薦されたケーブルは非常に低いスキュー、クロス・トーク、RFI、EMIへ感受性を持つ。

命名法

次の命名法変更が行なわれることが示唆されました:

−CORRTICKはCORR1PPS(再生スピードアップあるいは減速の場合には、壁時計1ppsのレートにCORR1PPSがあるかもしれないことを認識して)に変更されるべきである。

−図1では、CORR(Correlator)が「データ処理システム(Data Processing System)」に変更されるべきです。

テスト・ジェネレーター

特別のテスト信号発生器を指定する問題は簡潔に持ち出され一般に承認された。しかし、詳細な議論はなされなかった。

明確さ

何人かの出席者は、いくつかの場所で仕様は明確にされるべきであることを示唆しました。 議長は、熟慮の下これらの提案をとりいれます。

 

VSI委員会の将来仕事

VSI-H仕様が制定作業が落ち着いた後は、チャネル化、コード化における規定にもその注意を回すべきであることが示唆された。