----------------------------------------------------------------- 2005年第2回VLBI懇談会 役員会 議事録 日時:2005年8月31日 14h00m - 16h30m 場所:国立極地研究所 出席者 (以下敬称基本的に略させていただきます。) 極地研 土井浩一郎, 澁谷和雄 NAOJ 井上允, 川口則幸, 梅本智文, 亀野誠二 JAXA 村田泰宏 北海道大学 徂徠和夫 NiCT 近藤哲朗, 小山泰弘 GSI 高島和宏 山口大 藤沢健太 電話会議から参加 九州東海大 藤下光身 岐阜大 高羽浩 水沢 小林秀行 資料 資料0:役員会資料 (事務局:村田) 資料1:機関報告 北海道大学 (徂徠) 資料2:国土地理院機関報告(高島) 資料3:情報通信研究機構報告(近藤) 資料4:国立極地研究所機関報告(土井) 資料5:国立天文台野辺山宇宙電波観測所機関報告(梅本) 資料6:機関報告(岐阜大)(高羽) 資料7:VLBI懇談会報告(国立天文台VERA関係)(小林) 資料8:機関報告 光結合チーム報告(川口) 資料9:宇宙科学研究開発機構宇宙科学研究本部機関報告(村田) 資料10: (後日配布)山口大学・山口32m関連報告(藤沢) 1. 機関報告 1-1 北大(徂徠)資料1 6月末に遠隔操作from札幌が確立。アンテナ保守10/11 - 21, 天文学会で記者会見 1-2 地理院(高島)資料2 IVS国際観測…全観測e-VLBI化, JADE…ディスク輸送で実施 1-3 NiCT(近藤)資料3 34m…7, 8月に保守、サブレフも保守。X帯広帯域化…上限を8600→8950 MHz。 高速FPGAボード開発…5.4 Gbpsメモリアクセス 光結合VLBI網への接続 はやぶさ相対VLBI 相関処理ソフトウェア…ライセンス供与:ウィーン工科大。KVN手続き中。 K5/VSSP 32 MHzサンプリングバージョン開発中…USBなのでノートPCでもOK 1-4 極地研(土井)資料4 5/10にCR19参加 JARE45…OHIG実験データを変換してBonnに送る 昭和基地レドーム劣化…JARE48以降にパネル交換 1-5 野辺山(梅本)資料5 VERAとの共同利用5件102時間 観測等の雨漏り対策…観測等棟の雨漏り対策 来年度マスターコリメーター作り直し:shutdown を5月連休明けに速める ユーザーズミーティング9/12 - 14 1-6 岐阜大(高羽)資料6 大学連携・光結合VLBIでe-VLBIを2回/月 JADEへの参加 super SINETによるK5データの伝送…FreeBSDのFTPがボトルネック 8-9 Mbps 22 GHz化…来年4月 1-7 VERA(小林)資料7 6-8月の保守でフィドーム低ロス化 ソフトウェア相関器をNiCTに委託研究検討中 東アジアVLBI:相関器共同開発を韓国とMOU 上海・ウルムチにK4の設置 オーストラリアとの観測:22, 43 GHz(共通ターミナルはS2のみ) 1-8 光結合(川口)資料8 4局6基線観測でフリンジ検出 2Gbpsで観測 山口32mがSuper SINETに接続することになった(2月接続予定) 10 GbEによる回線共用接続装置for 水沢, 苫小牧…国立情報研と開発検討 相関処理用LSIに代わってFPGAを新規開発 18 - 26 GHz帯の直接サンプリング 1-9 JAXA(村田)資料9 VSOP-2を9月末に提案に向けて準備 VSOP/はるかは週1回の縮小運用 臼田64m:大学連携/光結合VLBIへの参加, はやぶさ相対VLBI, パルサー単一鏡観測 1-10 山口大(藤沢)(後日資料配布:資料10) 32mアンテナ順調。水素メーザーイオンポンプ不調のため改修中。 IPVLBI観測を岐阜と実行。SuperSINETによる光結合VLBIに向けた準備 メタノールメーザー観測:VERA水沢との間で成功 22 GHz化:給電部交換して受信に挑戦 大学連携VLBI…進行中 X帯で11回, K帯で3回行った。 1-11 鹿児島大(面高)資料なし VERAを元気にやっている 2. V懇シンポジウムについて 資料0 柴田より報告:12月7日 - 9日@国立天文台三鷹 解析研究棟大セミナー室にて 世話人:川口, 柴田, 村田 12月8-10日のほうが大学関係者はありがたい。 日程は、世話人で検討した上で1stサーキュラーを近々回す。 3. 事務局の交代 2006年1月より鹿児島大学 任期2年→総会で承認する 4. 幹事の選挙 会長…井上会長は留任 事務局長…面高(鹿児島大機関代表と兼任) 機関代表…機関は現状通り。 機関出入りは特になし 全国区…3人で変更なし 5. 事務局報告 資料0 5-1 活動報告 メール配信先で30人近くアドレスが抜けていた…3/15に変更した アドレス変更先が不明な人…問い合わせ 5-2 入退会 2004年1月から、2005年8月まで 入会9名、退会4名 会費未納対策:3年以上の滞納で集録送らなく、催促状を送付している。 滞納3年以上の人には、残留/退会の意思確認する。 滞納3年で退会とみなす?規約改正を検討する。 滞納者の機関代表に、滞納状況を送付する。 会費を振り込みしやすいよう、銀行口座を持つことを、次期事務局で検討する。 「外国」の取り扱いについて 会則では、外国に滞在している人は納入免除。その場合集録を送る。 外国にいる方で支払っている方もいらっしゃる。 「休会」を設ける…会費は納入しない、集録は送らない、メールは配信する。 選挙権無し。日本に滞在する人は原則として「休会」は不可。 メールアドレスを登録していない会員…24名 (*:役員会では約10人といいましたが違いました) :会費の納入については、郵送で連絡している 会員増への対策 未会員の機関代表にも、入会を勧めてもらう。 学生の加入率が低い(10名程度)…指導教官は積極的に勧誘しよう 会費削減できるか;(集録をオンライン化し、印刷を無くした場合など) 事務局がケーススタディ みなし退会、休会の件は規約改正案を次期総会での承認をめざす。 会費削減案は、次期総会で打診 6. その他 ■VSOP-2サポートレター:承認済みであることを確認。 ■日本FITS委員会(村田) この委員会は福岡教育大の金光さんが委員長、村田さん含め10人が委員。 村田が、VLBI関係者では唯一の委員である。 FITS WCSから変更の諮問がありそれに投票する。 (編集者注:たとえばhttp://fits.gsfc.nasa.gov/fits_wcs.html) :最近では、64bit整数化, 2 GBを超えるファイルサイズを認めるヘッダーなど VLBI関係者は、村田からほかの人に変更ほうこうで考えたい。 適切な人をスカウト…推薦がある場合は村田さんへ (基本的には、VLBI懇談会で考えることにはなっていないが、そのように したほうが良いと思う。) ■TDCシンポジウム(小山):今年は開催します。日程は検討中 総会…12月のシンポジウム開催中 次回の幹事会:総会直前のお昼休み