2008年度VLBI懇談会第2回役員会 議事録 (文責)徂徠 日時:2008年9月19日(金)13:00-16:40 場所:国立天文台三鷹第三会議室 並びに 電話会議 出席者:(三鷹)面高,関戸,土井,本間,村田,梅本,高羽,         藤沢,小山,小林,三好,徂徠     (電話)亀野,藤下,今井 欠席者:和田,久野 (以上,敬称略) 1. 国立天文台ワークショップ「VLBAと日本のVLBI天文学」   開催報告 並びに VLBA問題検討WGからの報告  ・開催の報告(今井)   - 9月4日, 5日に開催   - VLBAの存在意義等を議論   - VLBAを支援するために必要な資金を出すという要望書を 国立天文台に提出する   - 併せてユーザーも自助努力をする   - VLBIの将来計画を明らかにするようにとの意見があった  ・報告に対して,   - 国立天文台だけでなく宇宙科学研究本部にも提出するべき   - ワークショップのまとめが必ずしも反映されていない   - 要望書を出すことには賛成だが,科研費はVLBI懇談会で出 すものではない   という意見が出た  ・結果的に,   - ワーキンググループと役員会のメンバーに要望書案を流し て意見を集約   - 金銭的のみでなく総合的な支援をお願いする   ということになった. 2. 野辺山宇宙電波観測所の機関代表に関する報告  梅本氏:VSOP-2推進室の機関代表に  久野氏:野辺山宇宙電波観測所の機関代表に(オブザーバー参加) 3. 機関報告  ・情報通信研究機構   - 韓国との共同研究    (国土地理情報院と国土地理院,亜州大学と情報通信研究機構)  ・国立極地研究所   - 2008年4月に持ち帰ったデータの相関処理中   - 第50次隊の訓練中 4. 国立天文台電波専門委員会の報告(高羽)  ・委員長:川口氏,副委員長:藤沢氏  ・VLBI小委員会のメンバーが多過ぎるので次期委員に反映することに  ・VERAプログラム小委員会→VLBIプログラム小委員会に  ・電波天文プログラム小委員会→野辺山宇宙電波観測所プログラム   小委員会に  ・VERA共同利用観測は43GHz帯を含めて海外にオープン 5. VSOP-2関係報告(村田)  ・現在フェイズB  ・サブシステムの一部はフライトモデルの設計開始  ・VISC2を発足 6. 2008年度シンポジウムについて  ・日程は12月23日-25日  ・岐阜大で資金を獲得(会場費と海外からの招待者の旅費に充当)  ・内容について   - 将来計画については素案を作るべき   - この1年間の成果についてもそれなりに時間を割くべき   - VLBI懇談会シンポジウムは将来計画のみを論じる研究会ではない ので,将来計画は1つのセッションにしてはどうか   - 天文,地球物理ともに取り扱う   との意見あり  ・世話人:村田(代表),土居,須藤,小山(天文台),       および小山(情報通信研究機構),関戸,国土地理院       の誰かの中から2名調整 7. 東アジアVLBI meetingについて(小林)  ・日程:2009年3月18日-20日  ・場所:ソウル  ・内容:KVNが立ち上がるのを前に,日本がどのような研究を   共同で進められるかを議論 8. 事務局からの報告(徂徠)  ・引き継ぎ完了,口座を新規開設  ・会員異動の報告  ・会費徴収状況   - 未納者数:100名(\984,000)  ・2007年度集録作成と発送の報告 9. 退会について  ・自動退会ルール及び休会の提案(徂徠)  ・退会については規約が既にあることが確認された  ・休会については   - 会員との権利の差が少ない   - 会費がそれほど高くない   ということから,措置を取らないことに決定  ・会費納入については   - 未納者名簿を役員に配布して機関ごとに催促   - その後,残りの会員に対して個別に催促   することとした