補償光学の動作原理

補償光学の動作原理図

 補償光学(Adaptive Optics)の原理を示しています。望遠鏡に入射したレーザ光(赤色)には大気中の屈折率変動によって波面の揺らぎが生じています。

 この波面誤差を検出し、実時間のフィードバック制御により可変形鏡を駆動して、揺らぎによる波面誤差を補償し平面波に変換します。フィードバック系の応答速度や波面誤差検出の精度の限界から、完全な平面波にすることはできませんが、光送受信機に集光させたレーザ光の波面揺らぎによる強度変動を1/10に減少させることができます。

 この補償光学系を通して相手の通信機にレーザ光(緑色)を送信することにより、伝搬路中の大気揺らぎを打ち消す波面誤差をもったレーザ光を送信することができ、結果的に送信レーザ光の伝搬路による揺らぎも打ち消すことができます。


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