ぱぶまるブログ

NICTが主催するこのワークショップは、衛星通信システムをメインテーマとする国際会議「25th Ka and Broadband Communications Conference（第25回Ka帯ブロードバンド衛星通信会議）」の１プログラムとして毎年開催されており、国内外の研究者から最新の研究開発に関する講演をいただいています。今年のテーマは「航空機運航に寄与する宇宙通信技術」で、飛行機が目的地まで安全にたどり着くための衛星測位技術や、飛行中の機内でもインターネットが使える衛星通信技術などが紹介され、知らないところで宇宙通信が貢献していることを実感しました。

この学会も衛星通信システムをメインテーマとする国際会議です。今年は沖縄で開催され、国内外から約150名が参加しました。本会議では、宇宙通信研究室の複数のメンバーが実行委員や事務局を務めました。国際会議は様々な国の研究者と交流できることが魅力です。この学会を通じ、多くの研究者と研究内容に関する議論をしたことで、国際的な連携をさらに強めることができたと感じています。
私からは、日本からの参加者はもちろんのこと、海外から参加した研究者にも当総合研究センターのウェブサイトリニューアルをアピールしました。

宇宙科学技術連合講演会（通称：宇科連＝うかれん）は1957年（！）から毎年開催されている国内最大の宇宙関係の学会で、今年は過去最大の約1,700名が参加しました。 NICTからは、宇宙通信研究室長の豊嶋をはじめ、複数のメンバーが実行委員を務めました。また、宇宙通信研究室は超高速インターネット衛星「きずな」（WINDS）と技術試験衛星9号機の発表セッションを企画し、多くのメンバーが研究成果を発表しました。
この学会では、当総合研究センターのウェブサイトリニューアルを広く伝えるために、オリジナルデザイン（2019/10/29の投稿参照）を印刷したプロモーション名刺を配布しました。この名刺を受け取った方がこの投稿を見て下さっていると嬉しいです。