第043回KARCコロキウム開催報告


第043回KARCコロキウムの様子


龍谷大学の西成先生が第43回のKARCコロキウムの発表者でした。 この発表は、基本としては交通についてであり、特に生物の世界での交通についての発表でした。 たとえば、蟻は移動するとき、次の蟻が同じような道を見つけるようにフェロモンを発出する方法を使う。これによって、蟻の世界では、非常に効率の高い交通する方法がある。ところで、蟻が使った戦略による交通のパターンは、人間の交通のパターンと似いている。 2006年のドイツでのサッカー・ワールドカップのスタジアムで、出口から人が速く出ることができるように、西成先生とドイツの協同研究者が考えた設計を使う予定があるそうです。 最後に、生物の中で化学物質を移動するためにたんぱく質モーターが使われ、上記の交通モデルに類似する非常に面白いモデルが発表された。


参加人数:13名(内部10名,外部3名)