第047回KARCコロキウム開催報告
DMA (Code Devision Multiple Access) の基礎から始まり、カオスを利用した オリジナルなCDMAシステムについて、情報の多重化、ノイズ・ロバストネスなど の長所や、実装、実験の結果などを中心に説明された。このようなランダムネスの積 極的利用という観点から、脳の情報表現の可能性についても議論が行われた。脳には 、情報のコーディング形態など未解決の根本的問題が多数あるため、理論的発想と実 験的証明の根気強いつきあいが必要であろうと思われた。また、株式会社カオスウェ アとしての活動の一部も紹介いただいた。
参加人数22名 (内部20名,外部2名)