第050回KARCコロキウム開催報告
Dr.Casper Lagewegは、現在、オランダのデルフト工科大学大学院、 電子工学科で、単一トンネル(SET)素子を用いた論理回路や回路システムの研究をおこなっている。 単一トンネル素子は、ナノメートルスケールの次世代エレクトロニクス として期待が出来るが、従来の多くの研究ではCMOSトランジスター回路の挙動を モデルとして模倣された回路デザインである。単一電子トンネル現象の持つ 離散的な電子の特性をキャリア信号としてそのまま利用する研究について発表した。
参加人数12名 (内部12名,外部0名)