第061回KARCコロキウム開催報告


第061回KARCコロキウムの様子


大阪大学大学院 基礎工学研究科との連携推進協定の一環として第61回KARCコロキ ウムが開催されました。 益子センター長からの情報通信研究機構,及び関西先端研究センターに関する説明の 後,基礎工学研究科副研究科長伊藤正教授からは,大阪大学基礎工学研究科の特色, 研究動向に続いて伊藤研究室の紹介をして頂きました。 さらに超高速レーザー分光やナノ構造物質の光物性等について説明頂きました. なかでもナノ構造物質は量子もつれ光子対発生も観測されている将来の情報通信への 応用も期待される物質系です。 続いて同研究科宮坂博教授から,宮坂研究室の紹介を頂いた後に同研究室の長澤裕助 教授からは,縮退四光波混合による分子振動の増幅に関して講演頂き,主に分子のコ ヒーレンス制御に説明頂きました。 内部から20人以上,外部から40人以上の参加があり,補助席を準備する程の盛況ぶり で,最新の研究動向に触れる良い機会となりました。


参加人数63名 (内部23名,外部40名)