第96回 KARCコロキウムのご案内
第96回 KARCコロキウムは終了しました。ご参加ありがとうございました。
開催日時 | 2008年9月8日(月) 15:00〜16:00 |
開催場所 | 未来ICT研究センター 第2研究棟 3階 TV会議室 |
講演 | 「ノイズに基づいたコミュニケーションとコンピュテーション」 |
講演者 | ラッズロー キッシュ先生 (テキサスA&M大学大学院工学研究科、教授) |
講演概要 | 最近、熱雑音、およびその電子的機能強化されたもの(ジョンソン似のノイズ)が独特な特性を持つ情報キャリアとして利用できることは示さた。 関連した例は、「ゼロパワー通信」、「ジョンソン(それのような)ノイズとキルヒホフループとの無条件でセキュアな古典的コミュニケーション」、および「ノイズ駆動コンピューティング」である。 1.ゼロパワー通信(お忍び通信)は、情報を転送するために、チャンネルの平衡バックグラウンドノイズを利用する。 2.無条件でセキュアなコミュニケーションは、ジョンソン(それのような)ノイズの特性、および単純なキルヒホフのループのそれらに基づいている。スキームは古典的な情報の頑健性および熱力学の第2法則に利用する。それは、単一のクロックパルス(誤り統計は全然必要ではない)以内に、アクティブな盗聴を見いだしにし、それは介入者攻撃から自然に保護される。実用システムが決して理想的ではなくても、工学デザインは、実用的な原ビットセキュリティを量子原ビットセキュリティより大きくするために直接的である。コミュニケーション機器の最初の実用的な実現は、2つのコンピュータカードから成り、それは、量子範囲を越えて2000kmの範囲までに首尾よくテストされた。コンピュータチップにおいて電気回路が容易に集積化できるので、無条件でセキュアなコンピュータプロセッ サ、メモリー、および他のハードウェアが実現できる。 3.ノイズ駆動ロジックは低消費電力のコンピューティングを提供し、興味深く新しいプロパティを明らかにし、この発表に議論される。 |
使用言語 | 英語 |
参加費 | 無料 |
担当者 | 情報通信研究機構 神戸研究所 未来ICT研究センター ナノICTグループ 主任研究員 ペパー フェルディナンド |