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2024.09.25 NEW
富士通との生成AIの技術動向に関する情報交換
9月25日、原山センター長は、富士通株式会社 (執行役員 EVP 富士通研究所長:岡本青史)を訪問し、人工知能研究所の園田俊浩所長、同所内の政府・AI制度研究会の委員である中尾悠里プリンシパルリサーチャーほかの方々と情報交換を行いました。
同研究所の園田人工知能研究所所長からは、企業が保有する多様で大量のデータの扱い、業務ノウハウやプロセスに特化したモデルの生成、企業における法令順守の課題に対して、ナレッジグラフ拡張RAG、生成AI混合技術、生成AIトラストに取り組んでいる旨が説明されました。また、生成AIの幻覚(ハルシネーション)に対処できる技術や大規模言語モデル(LLM)開発についても紹介されました。
原山センター長からは、これら生成AIの技術がもたらす課題に対処する技術開発に着目し、企業向け生成AIの開発・判断基準、開発目標、国・民間との連携方策等について情報交換がなされました。また、GPAI東京センターの今後の対応として、SAFEプロジェクトの推進、OECDとの統合パートナーシップを前提としたGPAI2.0体制への移行に向けた対応、来春に東京で開催される東京イノベーション・ワークショップなどの取組が紹介されました。
今回の情報交換を契機に、OECDやGPAIサミットなど国際場裏での我が国の取組のプレイアップに向けて、引き続き、情報交換し、連携していくことを確認しました。
(右)岡本執行役員EVP 富士通研究所長
(中央)原山センター長
(左)園田人工知能研究所長研究所員との集合