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2024.10.10 NEW
SAFEプロジェクト全体会議の開催報告
10月10日、GPAIのSAFE(Safety and Assurance of Generative AI)プロジェクトの専門家がオンライン上で参集し、生成AIの商用化時の安全性を保証する実践的なアプローチの展開を支援する、SAFE全体会議(Plenary)が開催されました。
この会議では、冒頭、SAFEプロジェクトを中核プロジェクトとして掲げるGPAI東京専門家支援センターの原山センター長が挨拶を行い、共同議長であるInma Martinez氏及びCyrus Hodes氏から、①LLMの技術的安全性、②LLMのデータガバナンス、③AGIをトラック別に実施していく旨の説明がなされ、AIの安全性に関する議論の重要性、AI安全性ソリューションの包括的なマッピングの必要性が強調されました。
参加した専門家からは、AIの安全性開発のスピードと政策立案者間の知識のギャップや、各国AISI間の連絡の必要性といった懸念などが示され、これを受けて、原山センター長からは、AISIとの連携は始まっており、まずはAISIとの連携、次にGPAIのような外部との連携になる旨の説明がなされました。
また、GPAI東京専門家支援センター事務局からは、今後のSAFEプロジェクトの推進に向けた全体会議、トラック別分科会の開催方法等について提案がなされ、了承されました。
今後、GPAI東京専門家支援センターは、12月3、4日にセルビア(ベオグラード)で開催されるGPAIセルビアサミットにおいて、SAFEプロジェクトの進捗状況を報告することとしています。
会議者の出席
共同議長によるプレゼンテーション