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  • 2024.10.17 NEW

    CEATEC 2024 AIネットワーキングでの基調講演

    10月17日、柴崎GPAI東京専門家支援センター事務局長は、CEATEC2024において(一社)電子情報技術産業協会(JEITA)及び(独)情報処理推進機構(IPA)/AIセーフティ・インスティテュート(AISI)が共同開催した、AI関連団体の相互理解を目的としたAIネットワーキングで基調講演を行いました。

    このAIネットワーキングの基調講演では、先ず、AISIの村上所長からは、AISIジャパンの設立経緯、活動内容、当局との連携を紹介した上で、AIに取り組む民間団体を巻き込んだ活動を広げていきたい旨を述べられました。

    続いて、柴崎事務局長からは、「GPAI2.0に向けて」という演題で、G7からモントリオール・パリ・東京の各GPAI専門家支援センター設立の経緯、AIを巡る国際動向、GPAI東京センターの主要業務であるSAFEプロジェクト及び東京イノベーション・ワークショップ等の取組が紹介されました。

    さらに、JEITA会長会社であり、(一社)Generative AI Japanの理事である、パナソニックコネクト(株)の河野執行役員CIO/IT・デジタル推進本部マネージングダイレクターからは、自社のAIの取組が紹介されました。

    基調講演の後、参加された次のAI関連11団体(※)から、活動内容が紹介されました。例えば、(一社)AIガバナンス協会からは、AIのリスク管理とその価値の最大化のための取組を日本社会に広く浸透させることを目指すとの説明がありました。

    また、(一社)Generative AI Japanからは、①先端技術の共有と連携、②ビジネスユースケースの共有と実装支援、③Labを起点にした共創・協業、④教育・学び、⑤生成AI活用のルール作り・提言といった5つの軸で、産学連携による事例収集と知見化を通じた活用促進と社会提言を目指すとの表明がありました。

    (※)以下、発表順

    (一社)AIアライメントネットワーク、(一社)AIガバナンス協会、AI法研究会、(一社)Generative AI Japan、(一社)人工知能学会、(一社)生成AI活用普及協会、日本画像生成AIコンソーシアム、(一社)日本情報システム・ユーザー協会、(一社)日本ディープラーニング協会、(一社)組込みシステム技術協会、JEITA

    柴崎事務局長の基調講演模様

    柴崎事務局長の基調講演模様