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2024.11.12~14 NEW
GPAI全体会議参加報告
2024年11月12日から14日にかけて、フランス・パリのOECDカンファレンスセンターでGPAI全体会議および専門家コミュニティ会議が開催され、当センターより柴崎事務局長が参加しました。本会議は、GPAIとOECD(AIGO)の統合後初の会合であり、GPAI2.0体制下での活動が本格始動しました。GPAI加盟国の政府高官や専門家コミュニティメンバーが一堂に会し、主に2024年次計画の進捗報告と2025年次計画の議論が行われました。
東京専門家支援センター(東京ESC)は、担当する「SAFEプロジェクト」について中間報告を実施し、柴崎事務局長が来春開催予定の東京イノベーションワークショップへの参加を呼びかけました。また、2025年次計画では東京ESCが担当する「Agentic AI」を含む約20のプロジェクトが提示され、これらをGPAIブランドとして推進することが検討されました。一部のOECDメンバー国より、計画の採用プロセスや実施期間についての問題提起もあり、年次計画の最終決定は意見の再募集を経て行うこととしました。
最終日の専門家コミュニティ会議では、統合後初めて顔を合わせる旧GPAIおよび旧OECDの専門家たちが、2025年の重点プロジェクトについて活発な討議を行いました。さらに、GPAIサミット(2024年12月3~4日、セルビア・ベオグラード)に向けた調整会議も実施され、国際連携の具体化に向けた取り組みが進められました。
会議の様子
3センター事務局の集合写真
柴崎事務局長による発言の様子