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2025.02.06 NEW
生成AIシンポジウム 進化する生成AI~ 人間との共生、生産性の向上での基調対談
2月6日、原山センター長は、生成AIシンポジウム(テーマ:進化する生成AI~ 人間との共生、生産性の向上、主催:日本経済新聞社)における「人とテクノロジーが共生する社会とは」と題した基調対談に羽深宏樹氏(京都大学法政策共同研究センター特任教授)とともに登壇しました。
この基調対談では、生成AIは発展段階にしたがって人の認知や思考に近づいていくと言われる状況において、人の幸福の基盤となるのはこれまでも人類が大切にしてきた基本的人権、民主主義、持続可能性などの基本的価値であり、その基盤の上に生成AIのテクノロジーの恩恵を最大限に受けるためのあるべき社会制度から、生成AIにもとめられる国際的なルール整備の在り方について、羽深氏と原山センター長が議論を行いました。
まず、AIを巡るイノベーションと規制のバランスについて、羽深氏から「AIは社会課題の解決に大きく貢献できるが、倫理的・法的な課題も多く、適切なガバナンスが求められる」という問題提起がありました。同様に、原山センター長からは「過度な規制は技術の発展を阻害する一方で、無秩序な発展は社会的リスクを高めるため、適切な政策設計が求められる」と述べました。
次に、国際協調に関して「AIの国際的な影響を考えると、一国だけでの対応には限界」との羽深氏の主張に対し、原山センター長は「各国がそれぞれ異なる規制を導入すると、国際的な調和が取れず、企業活動や研究開発にも悪影響を及ぼしかねない。そのため、国際的な政策協調が重要」と応じました。
最後に、GPAIの役割について、原山センター長は「GPAIのような国際的な枠組みを活用し、多様なステークホルダーが協力することで、実効性のあるAIガバナンスの構築が可能になる」と説明しました。同様に、羽深氏は「今後、政策立案者や研究者、企業が協力し、社会に受け入れられるAIの発展を目指すべきであり、GPAIの取組を通じてその実現を模索していくことが重要である」との見解が示されました。
基調対談の模様
(原山センター長はオンライン参加)