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:2000年10月6日 |
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:原田博司・山村孝子 |
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:特許第3116090号 |
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:「情報・通信」 |
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:NICT |
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:「機械・部品の製造」「制御・ソフトウェア」 |
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デジタル放送システム向け通信システム |
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フーリエ変換と逆フーリエ変換を用いた直交周波数分割多重伝送(OFDM)方式の通信システムが知られる。OFDM方式はマルチパス電波伝搬環境下で優れた受信特性が得られる方法として注目されており、広帯域データを伝送する際のシンボル間干渉の提言に大きな効果がある。しかし、フーリエ変換などの処理においてシンボル内に存在する遅延波の影響を簡便に除去する技術が望まれている。 |
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本発明による通信システムでは、既知データ系列と、これと同じ長さのパイロットデータ系列とを共有して通信する送信装置、受信装置を用い、特に各装置におけるフーリエ変換・逆フーリエ変換の工程に特徴がある。これによりマルチパスによる干渉波を除去して安定した通信を行うことが可能となる。 |
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●デジタル放送システム
高速で安定した通信を要求するデジタル放送システムでも本発明を用いることでマルチパスに耐性を有し、好適な受信画像を得ることができる。
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