NICTER(インシデント分析センター)

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  • #セキュリティアラート
  • #サイバー攻撃
  • #マルウェア

特徴・優位性

  • ネットワーク観測システムとマルウェア自動解析システムの融合により、広範な攻撃の把握と即時のアラートが可能

用途・応用分野

  • 企業・研究機関等のサイバー攻撃監視とアラートの受け取り
社会実装

概要

NICTER(Network Incident analysis Center for Tactical Emergency Response)はインターネットで起こる無差別型攻撃への迅速な対応を目指したサイバー攻撃観測・分析・対策システムです。ネットワーク観測システムと、マルウェアの自動解析システムを融合させ、 ネットワークで今まさに起こっている「現象」を俯瞰的に把握し、さらにその「原因」と考えられるマルウェアをリアルタイムに推定します。

一定規模(/20推奨)の未使用IPv4アドレスを攻撃観測用に用意できる大学・企業等はNICTERプロジェクトへ参画頂くことが可能です。参画すると自組織向けのセキュリティアラートを受け取れるほか、観測結果の全体統計なども取得できます。

参画せずにアラートだけを受け取りたい方は技術移転先企業のサービス紹介も行っています。詳細は公式サイトからお問い合わせください。(2025年6月19日更新)

NICTERの概要図。サイバー攻撃の観測とマルウェア検体収集から、現象と原因の双方を分析。インシデントハンドリングシステムよりユーザーに向けてアラートを発行する
動作中のNICTER静止画像。世界各地からの日本へのサイバー攻撃が視覚化されている

関連情報

担当部門

サイバーセキュリティ研究所 サイバーセキュリティ研究室

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