深紫外光デバイス

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特徴・優位性

  • 小型・低環境負荷かつ世界最高出力
  • 光学部品を用いず、配光角を制御可能
  • 日中・屋外かつ“見通し外”環境下での光通信を実証

用途・応用分野

  • 殺菌、水や空気の浄化
  • 光高速空間通信、光加工、光記録媒体、センシングなどへの応用
社会実装可能

概要

深紫外(Deep Ultraviolet: DUV)光は、波長200~350nmで、半導体素子から発せられる最短波長帯の光です。 深紫外光は、薬剤を用いないウイルスの不活性化や飲料水・空気の浄化、光加工、樹脂硬化、環境汚染物質の分解、院内感染予防、種々の医療機器応用、ICT利用など、幅広い分野での活用が進みつつあります。

ナノ光構造技術を基盤とした深紫外領域の先端デバイス技術により、水銀ランプの代替としても利用可能な小型・低環境負荷かつ世界最高出力の高強度深紫外半導体発光ダイオード(DUV-LE))を開発しました。さらにDUV-LEDを用いて従来に無い深紫外光ICTデバイスを創出することで、情報通信から環境、安全衛生、医療に至るまで、幅広い分野の生活・社会インフラに画期的な技術革新をもたらすことを目指しています。(2025年6月19日更新)

深紫外半導体発光ダイオード(DUV-LED)開発
模式図と、独自のナノ構造付加型チップを搭載した、NICTの試作品写真

独自のナノ光構造技術、深紫外光デバイス技術

従来の水銀ランプの代替へ
指先でつまめるサイズの深紫外LED写真

世界最高出力の深紫外LEDを実証

深紫外光デバイスの先端研究から社会実装に向けた実用技術の研究開発まで一貫して取り組んでいます。

情報通信・電子産業分野では、高密度光情報記録、センサー、ソーラーブラインド通信、DUVリソグラフィーなど。水浄化・環境・公害対策分野では、飲料水の浄化、環境汚染物質の分解など。医療・分析機器分野では、細菌・ウイルスの不活性化など。殺菌・空気の清浄などでは、空気の浄化・殺菌、家電製品、食品流通への応用
深紫外光デバイスが拓く産業応用分野

関連情報

担当部門

未来ICT研究所神戸フロンティア研究センター 深紫外光ICT研究室

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