新たなサービスを協創するBeyond 5Gアーキテクチャ

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特徴・優位性

  • Beyond 5G時代のCPSサービスの実現を目指し、サービスイネーブラやオーケストレータを配するオープンなアーキテクチャを提案

用途・応用分野

概要

2030年以降に利用が想定されるBeyond 5Gは、高齢化や新たな働き方の他、突発的な社会課題の解決が期待された移動通信システムです。そのため、Beyond 5Gは上空や海洋へのエリア拡張や、現実世界と仮想世界の融合など、多くの特徴を持ちます。

多くの特徴を持つBeyond 5Gを実現するためには、多種多様な機能をオープンに持ち寄り、適材適所に組み合わせ可能となることが重要です。また、サービス提供者は、複雑なシステム構成を直接扱うことなく、利用者視点でサービスを容易に開発できることが求められます。そのような機能の受け皿となるBeyond 5Gのアーキテクチャは、情報通信分野だけでなく様々な業種のステークホルダーが一緒に在り方を考え、仕組みを協創していく必要があります。

私たちが検討するBeyond 5Gのアーキテクチャは、フィジカル空間(現実世界)とサイバー空間(仮想世界)が融合されたサイバーフィジカルシステム(CPS)を基本とし、外部のオーケストレータが最適に組み合わせてサービスに提供するという構想に基づいています。サービスイネーブラが提供するAPIは、 両空間を横断的に活用するCPSサービスの開発を支援します。(2025年6月19日更新)

説明図。スマートシティやスマート工場、エンターテインメントなど、さまざまなサイバーフィジカルシステムは、オーケストレータの最適な組み合わせによって提供される。オーケストレータはサービス提供のための基盤を提供するとともに、フィジカル空間とサイバー空間の相互の作用を把握・調整する
Beyond 5Gの機能アーキテクチャ(NICTホワイトペーパーより)

関連情報

担当部門

Beyond5G研究開発推進ユニット Beyond5Gデザインイニシアティブ

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