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航空機搭載合成開口レーダPi-SAR2による熊本県上益城郡の被災状況観測結果

2016年4月17日に観測した熊本県上益城郡益城町上陳付近のPi-SAR2画像です。

農地の一部において、区画割りとは無関係に見える明るい（または暗い）筋が捉えられていました（赤線部）。熊本地震により表れた地表面の亀裂の一部がSAR画像上に写ったものと考えられます。

 

 
阿蘇大橋

2016年4月17日に観測した熊本県阿蘇郡南阿蘇村付近のPi-SAR2画像です。

西側斜面の大規模な土砂崩れのため、阿蘇大橋が崩落している様子、画像中央を縦断する沢でがけ崩れが起きている様子等が捉えられています。

2016年4月17日の画像です。色は疑似着色です。

2015年12月5日の画像です。色は疑似着色です。

2016年4月17日の画像を赤チャンネルに、2015年12月5日の画像を緑/青チャンネルに割り当てた合成画像です。 新しく表れた部分は赤く、無くなった部分は水色に、変化の無かった部分は白、または黒になります。 沢を中心として赤と水色の入り混じった部分が多く見られることから、広範囲にわたってがけ崩れが発生したものと考えられます。

本データは災害対策を目的として公開するものでありますが、下記の利用規約に準拠するものとします。 X-MAPの利用規約

リンク：航空機搭載合成開口レーダPi-SAR2による熊本・大分の被災状況観測結果