災害に強い情報通信ネットワーク 導入ガイドブック2024
70/96

• クロノロ機能Scenargie®(シナジー)スマート災対本部は、災害発生後速やかに実施する必要のある災害時優先業務の支援を先進デジタル技術で強力にサポートします。災害によって外部への通信が途絶しても影響されず、継続的に各種災害対応業務を実施できることが最大の特徴です。■ 災害対策本部運営支援• 俯瞰図表示機能防災気象情報、警戒レベル発信、住民からの通報などを時系列でリスト化し、現状把握や各種対応業務の進捗確認本部内に設置する拠点サーバとクラウドの二か所でシステム内データを管理・運用します。拠点サーバは、適宜インターネット経由でクラウドへ接続し、自動的に管理データの更新を行います。ユーザは、モバイル端末やノートPC などを用いてクラウドと拠点サーバの何れかに接続し、共有データにアクセスします。クラウド・拠点サーバは、メモリ8GB以上、ストレージ200GB以上で動作します。また、操作端末はChromeブラウザか、モバイルアプリ(iOS 14以降またはAndroid OS 11以降)で動作します。株式会社スペースタイムエンジニアリング概要仕様・特徴■ 災害対応業務支援機能使用上の注意■ 推奨動作環境1. 資源管理:ロジスティクスの管理2. 受援管理:人的支援の管理3. 支援物資管理:物的支援の管理4. 避難所管理:避難所開設・アセスメント等の運営管理5. 保険衛生管理:避難所、遺体安置所等の環境衛生管理6. 医療救護活動管理:救護病院、救護所等の運営管理7. 遺体対応管理:遺体検視、安置所運営、埋火葬等の管理8. 被災者生活再建支援:生活再建に必要な各種手続の管理9. 災害廃棄物処理管理:災害廃棄物一次・二次仮置場管理10.消防活動管理:緊急消防援助隊等との連携、動態管理11.上下水道管理:応急給水活動、上下水道復旧管理12.建設部活動管理:現地調査、応急危険度判定等の管理■ 基本構成:災害時可用性の確保拠点サーバにアクセスすれば拠点内で継続的に情報共有が可能です。ハザードマップ、道路啓開状況、緊急輸送道路など、収集データを種別ごとにレイヤー管理・表示シナジースマート災対本部には、災対本部運営支援機能を中心とした12種類の支援機能があります。外部通信環境が劣悪でクラウドに接続できない状況でも、問い合わせ先:sales-jp@spacetime-eng.com災害に強い情報通信ネットワーク導入ガイドブック20248.Scenargie®スマート災対本部

元のページ  ../index.html#70

このブックを見る