【 宇宙天気による社会システムへの影響例 】

発生日 障 害
1909/09/25-26 日本で地磁気誘導電流(GIC)の影響により、国内外の長距離電信に障害。
1948/05/06-08 日本でデリンジャー現象による国内及び国外短波通信への障害。
1958/01/22 日本でデリンジャー現象による国外短波通信への障害。
1959/02/05-06 日本でデリンジャー現象による国外短波通信への障害。
1960/03/29 日本でデリンジャー現象による国外短波通信への影響。
1966/09/04 日本でデリンジャー現象による国外短波通信への影響。
1967/05/26 日本でデリンジャー現象による国外短波通信への影響。
1972/08/02 日本でデリンジャー現象による国内短波放送への影響。
1979/08/04 アイオワ州などで、AT&Tの長距離ラインに障害。
1989/03/13 カナダのケベック、モントリオール周辺で地磁気誘導電流(GIC)の影響による送電システムの障害で停電。
1989/03/17 CS-3b衛星に障害。
1994/01/20 Anik E1, Anik E2衛星の姿勢制御に不具合。
1997/01/11 Telstar 401衛星で放電による回復不能な障害。
1997/04/11 Tempo 2衛星の中継器に障害。
2000/04/09 BRAZILISAT-A2のTWTAに障害。
2000/07/17
(Bastille Event)
日本のASCA(Astro-D)衛星がsafe modeになり、翌年、地球大気へ再突入。
2003/10/24 日本のみどり2号衛星が帯電の影響による障害で観測不能に。
2003/10/28
(Halloween Event)
米国の火星探査機Mars Odysseyで太陽高エネルギー粒子による障害。
2003/10/28
(Halloween Event)
日本のこだま(Kodama)衛星が太陽高エネルギー粒子の影響によりsafe modeに。
2003/10/30
(Halloween Event)
スウェーデンで地磁気誘導電流(GIC)の影響による停電。
2003年10月末から11月初旬
(Halloween Event)
南アフリカで電力トランス焼損。
2006/12/06 米国で太陽フレアに伴う強い電波バーストによりGPS受信機に混信障害が発生。
2010/04/05 米国のGalaxy15衛星がオーロラ活動に伴う帯電の影響によりコマンドを受け付けない状態に。約9カ月後に復旧。
2012/01/23 日本の金星探査機「あかつき」で太陽高エネルギー粒子の影響により太陽電池の出力減少。
2012/01/24、28 極域航路の航空便で航路を低緯度に変更。
2012/03/07 Xクラスフレアに伴うデリンジャー現象により日本で短波放送の受信状態が悪化。
2012/03/07 Venus Express (ESA)で、太陽高エネルギー粒子の影響によりstar trackerが一時的に利用不能に。
2012/03/07 米国のSkyTerra1衛星が太陽高エネルギー粒子の影響によりsafe modeに。
2012/03/08-09 極域航路の航空便で航路を低緯度に変更。
2012/05/17 Mクラスフレアに伴うデリンジャー現象により日本で短波放送の受信状態に影響。
2012/10/23 Xクラスフレアに伴うデリンジャー現象により日本で短波放送の受信状態に影響。
2013/05/13-15 Xクラスフレアに伴うデリンジャー現象により日本で短波放送の受信状態に影響。
2013/06/21 Mクラスフレアに伴うデリンジャー現象により日本で短波放送の受信状態に影響。
2014/01/08 米国で太陽高エネルギー粒子増加のため、国際宇宙ステーションへの補給船の打ち上げを延期。
2014/09/09 Mクラスフレアに伴うデリンジャー現象により日本で短波放送の受信状態に影響。
2014/10/22 活動領域2192からのMクラスフレアに伴うデリンジャー現象により日本で短波放送の受信状態に影響。