apri_calc |
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機能 |
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スケジュールファイル(SKED形式またはVEX形式)を読み、相関処理に必要な予測値を計算し予測値ファイルの 作成を行なう。
Ver.2019-12-21以降ではSKEDファイル中の$CODESブロックの解析方法を改良し、 周波数とCH#の対応が局毎に異なっている場合でも適切な予測値ファイルが作成できるようになっている。 なお旧バージョンとの互換性を保つためにオプション`-legacy'を追加した。
書式 |
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【方法1】
apri_calc skdfile [オプション]
skdfile | スケジュールファイル名(VEX又はSKEDタイプ) "-" をファイル名の頭につけるとスケジュールファイルの中身のモニターだけを行う。 Ver.2016-10-12以降ではオプション"-monit"も使える | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
オプション | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
-apedir apedir | 予測値ファイルを作るディレクトリを指定する。 無指定の場合は環境変数 K5APRIOUTでセットしたディレクトリ。 環境変数がセットされていない場合は"../corrapri"が出力先となる | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
-baseid baseline_id | 基線ID (2文字または4文字) このオプションはモニターモード時にも有効(ただしVer. 2016-10-12以降) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
-coffset clock_offset | Y局クロックオフセット(s) 正の値はX局に対して進みを意味する。デフォルトは0.0 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
-crate clock_rate | Y局クロックレート(s/s)。デフォルトは0.0 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
-cepoch epoch | クロックパラメータのエポックを設定する epochのファーマットは以下の3種類の形式のいずれか YYYY/DDD-HH:MM:SS またはYYYY/MM/DD-HH:MM:SS または YYYYDDDHHMMSS エポックをセットしない場合はそれぞれのPRTがエポックとなる | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
-g group | 周波数グループ(1-4)PCに対応(デフォルトは1) X局Y局ともにデータフォーマットをK5/VSSP以外に設定した時はデフォルトは0(全CH処理)となる | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
-g gr1[,gr2[,gr3[,..]]] | Ver.2019-05-24以降。 処理する周波数グループ(1から始まる数字:複数可)を設定する。VSSPモード以外では4チャンネル以上の処理が 可能なため。 X局Y局ともにデータフォーマットをK5/VSSP以外に設定した時はデフォルトは0(全CH処理)となる | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
-ch channel | 1ch観測モード時の周波数CHを指定する(デフォルトは1) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
-start start_obs | 開始観測#(デフォルトは1) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
-stop stop_obs | 終了観測#(デフォルトは最後の観測) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
-xdir xdir | X局データディレクトリ(デフォルトは"./") | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
-ydir ydir | Y局データディレクトリ(デフォルトは"./") | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
-ut1 ut1_c | UT1-UTC (sec) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
-wobbx wobbx | Wobb X (arcsec) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
-wobby wobby | Wobb Y (arcsec) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
-type1 | -type2 | K5観測データファイル命名則 1: Type I 2: Type II (注:このコマンドは旧バージョンとの互換性を保つ目的で残しているが、 次の "-type"コマンドの使用を推奨) -type1 : sidDDDNNNN.dat (default) -type2 : sidDDDHHMMSSG.dat | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
-type naming_type | K5観測データファイル命名則 1 : Type 1 sidDDDNNNN.dat (SKED使用時のデフォルト) -1 : Type -1 sidDDDNNNN.#ch.dat 2 : Type 2 sidDDDHHMMSSG.dat -2 : Type -2 sidDDDHHMMSSG.#ch.dat 3 : Type 3 expid_sidG_scanid_YYYYDDDDHHMMSS.k5 (e-VLBI準拠命名則) 4 : 未使用 5 : Type 5 expid_scan#.stcode.k5a(-d) (VEX使用時のデフォルト) 【注(Ver.2018-12-17以降)】"G"やK5拡張子はVSSPフォーマット以外の場合は省略 命名則の詳細は補足1を参照のこと | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
-subnet | -nosubnet | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
サブネットモード制御。デフォルトはサブネットモードON ("-subnet") | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
-skey satellite_key | 「のぞみ」モードの衛星コードセット。 1個以上のコードを設定するときは" "でくくる。 例: -skey "NOZ HYB HEO" | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
-xcoff x_clock_offset X局の時計のUTCに対するオフセット(sec)。
正の符号はUTCに対して進んでいることを意味する。
デフォルトは0
| -lsb | サイドバンドを強制的にLSBにセットする(ただしSKEDファイル使用時のみ有効)
| -shift time | 最初のスキャンの開始時刻をtimeで与えられた時刻にシフトする | timeは YYYY/DDD-HH:MM:SSまたは YYYY/MM/DD-HH:MM:SSまたは YYYYDDDHHMMSS 形式で与える -format format [sampling_cond|info_file]
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両局のデータフォーマットと必要であればサンプリング情報を設定する | format: VDIF|MK5|M5B|OCTAD|ADS|VSSP(デフォルトはVSSP) sampling_cond: M5B, OCTAD, ADSフォーマットが指定された場合のサンプリング情報で 以下の形式で記述する xM[Hz]nB[IT]mC[H] (順不同)、ここで x -- サンプリング周波数(MHz) n -- ADビット数 m -- チャンネル数 info_file: MK5フォーマットが指定された場合の変換情報ファイルの設定 (m5tok5で作成)(Ver.2020-06-12以降) -formX format [sampling_cond|info_file] | |
X局のデータフォーマットと必要であればサンプリング情報を設定する(デフォルトはVSSP)
| -formY format [sampling_cond|info_file] | |
Y局のデータフォーマットと必要であればサンプリング情報を設定する(デフォルトはVSSP)
| ==== 以下のオプションはVer.2016-10-12以降で有効 ====
| -source star_name | スケジュールから抽出するスキャンを電波源名で設定する。
このオプションはモニターモード時にも有効
| -m[onit] | モニターモード(スケジュールファイルのモニター)にセットする
| ==== 以下のオプションはVer.2017-09-05以降で有効 ====
| -ext extension | 強制的にX,Y局データファイルの拡張子を設定する
| -extX extension | 強制的にX局データファイルの拡張子を設定する
| -extY extension | 強制的にY局データファイルの拡張子を設定する
| ==== 以下のオプションはVer.2017-10-18以降で有効 ====
| -chx [ch1,ch2,...] | X局データの抽出チャンネル並びを強制的に設定する(SKEDファイル使用時かつ非VSSPフォーマットの場合)
ch1,ch2,...を省略時は1 2 3 4 ....がセットされる。
| -chy [ch1,ch2,...] | Y局データの抽出チャンネル並びを強制的に設定する(SKEDファイル使用時かつ非VSSPフォーマットの場合)
ch1,ch2,...を省略時は1 2 3 4 ....がセットされる。
| ==== 以下のオプションはVer.2019-05-23以降で有効 ====
| -thread thread_num | VDIFデータ(X,Y局)の読み込みスレッド#を設定する。デフォルトはデータ中の最初のスレッド#
| -threadX thread_num | X局 VDIFデータの読み込みスレッド#を設定する。デフォルトはデータ中の最初のスレッド#
| -threadY thread_num | Y局 VDIFデータの読み込みスレッド#を設定する。デフォルトはデータ中の最初のスレッド#
| ==== 以下のオプションの設定はVer.2019-12-03以降で有効 ====
| -thread MULTI|th1[,th2[,th3,....]]
| VDIFデータ(X,Y局)のチャンネル毎の読み込みスレッド#を設定する。
| MULTI: CH#1, #2, ... のデフォルトスレッド#(0からスタート)を設定する
| th1[,th2[,th3,....]]: チャンネル番号順にスレッド#を設定する。1つしか設定しない場合には全CHが同じスレッド#となる。
| -threadX MULTI|th1[,th2[,th3,....]]
| VDIFデータ(X局)のチャンネル毎の読み込みスレッド#を設定する。
| -threadY MULTI|th1[,th2[,th3,....]]
| VDIFデータ(Y局)のチャンネル毎の読み込みスレッド#を設定する。
| ==== 以下のオプションの設定はVer.2019-12-21以降で有効 ====
| -uoca | SKEDファイルの$CODEブロックの周波数とCH#の対応解析を旧方式で行う(Ver.2019-12-21以前との互換性のため)。
Ver.2019-12-21以降は各局の周波数情報を厳密に解析している。("uoca"はUse Old Code Analysisの意)
| -legacy | オプション'-uoca'と同じ
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【方法2】
apri_calc skdfile [apedir [baseid coffset roffset frqgr nobs1 nobs2 xdir ydir ut1_c wobbx wobby [naming_type [subnet [xcoff [source]]]]]
skdfile | スケジュールファイル名(VEX又はSKEDタイプ) ファイル名の先頭に'-'を付けると、スケジュールファイルの中身のモニターだけを行う |
apedir | アプリオリファイル出力ディレクトリ。 省略時は 環境変数 K5APRIOUT それがないときは ../corrapri/ |
以下のパラメータを省略時は会話型となる | |
baseid | 基線ID (2文字または4文字) |
coffset | Y局クロックオフセット(s) |
roffset | Y局クロックレート(s/s) |
frqgr | 周波数グループ(1-4)PCに対応 |
nobs1 | 開始観測(スキャン)# |
nobs2 | 終了観測(スキャン)# nobs1=0, nobs2=0とすると可能なすべての観測(スキャン)番号 |
xdir | X局データディレクトリ |
ydir | Y局データディレクトリ |
ut1_c | UT1-UTC (sec) |
wobbx | WobbX (arcsec) |
wobby | WobbX (arcsec) |
naming_type | K5観測データファイル命名則 1: Type I(SKED使用時のデフォルト) 2:Type II -1: Type -I -2: Type -II 3: Type III (e-VLBI命名則準拠) 4: 未使用 5: Type 5 (VEX使用時のデフォルト) 命名則の詳細は補足1を参照のこと |
subnet | 0: サブネットモードオフ、 1:サブネットモードオン(デフォルト) |
xcoff | X局の時計のUTCに対するオフセット(sec)。 正の符号はUTCに対して進んでいることを意味する。 デフォルトは0 |
==== 以下のオプションはVer.2016-10-11以降で有効 ==== | |
source | スケジュールから抽出するスキャンを電波源名で設定する |
【環境変数のモニター】
apri_calc env
apri_calcで使用する環境変数K5SKED(スケジュールファイルディレクトリ)、K5APRIDIR(予測値ファイルのディレクトリ)、 K5NAMING(ファイル命名則)、K5SATKEY(「のぞみ」モード観測時の衛星キーワード)の設定値とプログラムデフォルト値を確認する。
【補足1:観測データファイルの命名則】
XDDDNNNN.[#ch.]dat
ここで | ||
X | 局ID(1文字) | |
DDD | 一番目のスキャンの通日 | |
NNNN | 観測(スキャン)番号 (4桁) | |
#ch | チャンネル数(1|4)(負のタイプ時) |
sidDDDHHMMSSG.[#ch.]dat
ここで | ||
X | 局ID(1文字か2文字) | |
DDD | スキャン開始通日(3桁) | |
HH | スキャン開始時(2桁) | |
MM | スキャン開始分(2桁) | |
SS | スキャン開始秒(2桁) | |
G | 周波数グループID (a|b|c|d)またはnull(非VSSPフォーマット時) | |
#ch | チャンネル数(1|4)(負のタイプ時) |
expid_sidG_scanid_YYYYDDDDHHMMSS.k5
ここで | ||
expid | 実験コード | |
sid | 局ID(小文字2文字)大文字の場合は小文字に変換 | |
G | ターミナル(PC)ID (1|2|3|4) またはnull freqgパラメータで指定(非VSSPフォーマット時はnull) | |
scanid | スキャンID VEXファイル使用時はスキャンIDそのまま SKED使用時はddd-hhmm 同じ分の中に複数の観測が ある場合は2つ目以降に時間順に最後にa,b,c,d,... をつけていく | |
YYYYDDDHHMMSS | 観測開始時刻 | |
.k5 | K5データ識別子(非VSSPフォーマット時は省略) |
expid_scan#.stcode.k5a(-d)
ここで | ||
expid | 実験コード | |
scan# | スキャン番号 | |
stcode | 局ID | |
k5 | 固定値(非VSSPフォーマット時は省略) | |
a-d | 周波数グループ(またはnull)(非VSSPフォーマット時はnull) |
【補足2:作成されるアプリオリファイルの命名規則】
apeDDDNNNNXYG.txt
ここで | ||
ape | 固定文字 | |
DDD | 通日(2日にまたがる場合も最初の通日) | |
NNNN | 観測(スキャン)番号(4桁) | |
XY | 基線ID(2文字または4文字)スケジュールファイル中のID) | |
G | PCの対応を示す1文字(a,b,c,d)またはnull 周波数グループ1-4または0に対応 |
apeDDDHHMMSSXYG.txt
ここで | ||
ape | 固定文字 | |
DDD | 通日(スキャン開始時) | |
HH | 時 ( 〃 ) | |
MM | 分 ( 〃 ) | |
SS | 秒 ( 〃 ) | |
XY | 基線ID(2文字または4文字)(スケジュールファイル中のID) | |
G | PCの対応を示す1文字(a,b,c,d)またはnull 周波数グループ1--4または0に対応 |
ape_expid_sid1sid2_scanid_YYYYDDDDHHMMSS.txt
ここで | ||
ape | 固定文字 | |
expid | 実験コード | |
sid1 | X局ID(小文字2文字)大文字の場合は小文字に変換 | |
sid2 | Y局ID(小文字2文字)大文字の場合は小文字に変換 | |
scanid | スキャンID VEXファイル使用時はスキャンIDそのまま SKED使用時はddd-hhmm 同じ分の中に複数の観測が ある場合は2つ目以降に時間順に最後にa,b,c,d,... をつけていく | |
YYYYDDDHHMMSS | 観測開始時刻 |
apefile.ascii.txt
ここで | ||
apefile | 命名則に従ったファイル名部分 | |
ascii | アスキー文字列で表したグループ# a -- #1 b -- #2 c -- #3 d -- #4 e -- #5 ...... |
【補足3:クロックパラメータとクロックエポック】
クロックレートが0でない場合はエポックを設定することにより、スキャン毎のオフセットを自動的に計算する。
一般的なクロックパラメータの決定は以下のように行う。
スキャン#1のPRTを t1、クロックオフセットを c1、
最後のスキャンのPRTを te、クロックオフセットを ceとすると、
クロックレートは (ce-c1)/(te-t1)で得られる。
apri_calcを走らせる際のクロックオフセットとしては c1、
レートは上記で求めた値、エポックは t1を指定する。
実行例(環境変数を確認・スケジュールファイルの中身確認) |
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【例1. apri_calcで使用する環境変数を確認する】
$ apri_calc env apri_calc (Ver. 2016-10-12) Enviroment variables K5SKED --- default directory for schedule file ( (null) ), program deflt is ( ./ ) K5APRIDIR --- default directory for apriori file ( (null) ), program deflt is ( ../corrapri/ ) K5NAMING --- default K5 file naming rule 1 | -1 | 2 | -2 | 3 | 5 ( (null) ), program deflt is ( 1 ) K5SATKEY --- default satellite keyword of 1ch obs ( (null) ), program deflt is ( HYB NOZ GEO )
【例2. スケジュールファイルの中身をチェックする】
$ apri_calc -k10189.skd (または apri_calc k10189.skd -monit) apri_calc (Ver. 2016-10-12) ====================== RUN CONDITION ======================== K5 file naming type is Type 1 : sidDDDNNNN.dat (SKED deflt) ============================================================= SkdMonit: *********** Schedule file monitor ********** SkdMonit: Schedule file = ./k10189.skd SkdMonit: Expcode = K10189 SkdMonit: Total Scan # = 2203 SkdMonit: Total Star # = 12 SkdMonit: SkdMonit: 1st Scan = 2010/07/07 20:05:00 3C84 SkdMonit: Last Scan = 2010/07/11 00:00:21 3C84 SkdMonit: SkdMonit: ---------- Station ID Table ---------- SkdMonit: G --- KOGANEI SkdMonit: R --- KASHIM11 SkdMonit: -------------------------------------- SkdMonit: ------- Star Table ------------------- SkdMonit: NAME1 NAME2 R.A.(deg) DEC(deg) EPOCH SkdMonit: 1 0212+735 $ 34.378389 73.825728 2000.000000 SkdMonit: 2 0727-115 $ 112.579635 -11.686833 2000.000000 SkdMonit: 3 1921-293 $ 291.212733 -29.241700 2000.000000 SkdMonit: 4 2134+004 2134+00 324.160776 0.698393 2000.000000 SkdMonit: 5 2145+067 $ 327.022744 6.960723 2000.000000 SkdMonit: 6 1226+023 3C273B 187.277916 2.052388 2000.000000 SkdMonit: 7 1253-055 3C279 194.046527 -5.789312 2000.000000 SkdMonit: 8 1641+399 3C345 250.745042 39.810276 2000.000000 SkdMonit: 9 2223-052 3C446 336.446914 -4.950386 2000.000000 SkdMonit: 10 2251+158 3C454.3 343.490616 16.148211 2000.000000 SkdMonit: 11 0316+413 3C84 49.950667 41.511695 2000.000000 SkdMonit: 12 0923+392 4C39.25 141.762558 39.039126 2000.000000 SkdMonit: -------------------------------------- SkdMonit: ------- Frequency (MHz) Table -------- SkdMonit: Gr# 1 7700.99 U 7710.99 U 7720.99 U 7850.99 U SkdMonit: Gr# 2 8090.99 U 8290.99 U 8490.99 U 8550.99 U SkdMonit: Gr# 3 8570.99 U 8580.99 U 2210.99 U 2220.99 U SkdMonit: Gr# 4 2240.99 U 2290.99 U 2330.99 U 2340.99 U SkdMonit: -------------------------------------- SkdMonit: ------- PCAL Freq (kHz) Table --------- SkdMonit: Gr# 1 4010.0 4010.0 4010.0 4010.0 SkdMonit: Gr# 2 4010.0 4010.0 4010.0 4010.0 SkdMonit: Gr# 3 4010.0 4010.0 4010.0 4010.0 SkdMonit: Gr# 4 4010.0 4010.0 4010.0 4010.0 SkdMonit: --------------------------------------
【例3. スケジュールファイルの中身をチェックする(特定の電波源を指定する)】
$ apri_calc -k10189.skd -source 3C273B <== '-source'オプションで抽出する観測の電波源を3C273Bにセットする apri_calc (Ver. 2016-10-12) ====================== RUN CONDITION ======================== K5 file naming type is Type 1 : sidDDDNNNN.dat (SKED deflt) Pickup Source Name : 3C273B <== 抽出するスキャンの電波源名がセットされる ============================================================= SkdMonit: *********** Schedule file monitor ********** SkdMonit: Schedule file = ./k10189.skd SkdMonit: Expcode = K10189 SkdMonit: Total Scan # = 2203 SkdMonit: Total Star # = 12 SkdMonit: SkdMonit: 1st Scan = 2010/07/07 20:05:00 3C84 SkdMonit: Last Scan = 2010/07/11 00:00:21 3C84 SkdMonit: SkdMonit: ---------- Station ID Table ---------- SkdMonit: G --- KOGANEI SkdMonit: R --- KASHIM11 SkdMonit: -------------------------------------- SkdMonit: ------- Star Table ------------------- SkdMonit: NAME1 NAME2 R.A.(deg) DEC(deg) EPOCH SkdMonit: 1 0212+735 $ 34.378389 73.825728 2000.000000 SkdMonit: 2 0727-115 $ 112.579635 -11.686833 2000.000000 SkdMonit: 3 1921-293 $ 291.212733 -29.241700 2000.000000 SkdMonit: 4 2134+004 2134+00 324.160776 0.698393 2000.000000 SkdMonit: 5 2145+067 $ 327.022744 6.960723 2000.000000 SkdMonit: 6 1226+023 3C273B 187.277916 2.052388 2000.000000 SkdMonit: 7 1253-055 3C279 194.046527 -5.789312 2000.000000 SkdMonit: 8 1641+399 3C345 250.745042 39.810276 2000.000000 SkdMonit: 9 2223-052 3C446 336.446914 -4.950386 2000.000000 SkdMonit: 10 2251+158 3C454.3 343.490616 16.148211 2000.000000 SkdMonit: 11 0316+413 3C84 49.950667 41.511695 2000.000000 SkdMonit: 12 0923+392 4C39.25 141.762558 39.039126 2000.000000 SkdMonit: -------------------------------------- SkdMonit: ------- Frequency (MHz) Table -------- SkdMonit: Gr# 1 7700.99 U 7710.99 U 7720.99 U 7850.99 U SkdMonit: Gr# 2 8090.99 U 8290.99 U 8490.99 U 8550.99 U SkdMonit: Gr# 3 8570.99 U 8580.99 U 2210.99 U 2220.99 U SkdMonit: Gr# 4 2240.99 U 2290.99 U 2330.99 U 2340.99 U SkdMonit: -------------------------------------- SkdMonit: ------- PCAL Freq (kHz) Table --------- SkdMonit: Gr# 1 4010.0 4010.0 4010.0 4010.0 SkdMonit: Gr# 2 4010.0 4010.0 4010.0 4010.0 SkdMonit: Gr# 3 4010.0 4010.0 4010.0 4010.0 SkdMonit: Gr# 4 4010.0 4010.0 4010.0 4010.0 SkdMonit: -------------------------------------- SkdMonit: --------- PICKUP SCAN TABLE ---------- <== 選択したスキャンが表示される SkdMonit: SCAN# SOURCE YYYY/DDD HH:MM:SS DURA STATION_IDS スキャン番号 電波源 開始時刻 観測時間 参加局ID SkdMonit: 84 3C273B 2010/189 02:56:33 30 G R SkdMonit: 87 3C273B 2010/189 03:01:02 30 G R SkdMonit: 90 3C273B 2010/189 03:06:44 30 G R ・・・・中略・・・・ SkdMonit: 1791 3C273B 2010/191 10:58:40 30 G R SkdMonit: 1795 3C273B 2010/191 11:09:26 30 G R SkdMonit: 1797 3C273B 2010/191 11:14:24 30 G R SkdMonit: 1799 3C273B 2010/191 11:20:11 30 G R SkdMonit: --------------------------------------
このオプションを使うとフリンジサーチに使うスキャン番号を絞ることができる。 基線が複数ある場合は "-baseid" オプションで基線を絞ることができる。
【例4. スケジュールファイルの中身をチェックする(特定の基線および電波源を指定する)】
$ apri_calc -eg094a.vex -baseid KsSh -source 3C454.3 <== 'baseid'で基線ID(VEXファイルの場合は局IDは2文字なので基線IDは4文字) '-source'オプションで抽出する観測の電波源を3C454.3にセットする apri_calc (Ver. 2016-10-12) ====================== RUN CONDITION ======================== K5 file naming type is Type 1 : sidDDDNNNN.dat (SKED deflt) Pickup Source Name : 3C454.3 <== セットされた電波源名 Pickup Baseline ID : KsSh <== セットされた基線ID ============================================================= search_site: No CLOCK info for ATCA included in the VEX FILE. search_site: So all 0 for clock information was set. search_site: No CLOCK info for PARKES included in the VEX FILE. search_site: So all 0 for clock information was set. ・・・・中略・・・・ search_site: No CLOCK info for IRBENE included in the VEX FILE. search_site: So all 0 for clock information was set. SkdMonit: *********** Schedule file monitor ********** SkdMonit: Schedule file = ./eg094a.vex SkdMonit: Expcode = eg094a SkdMonit: Total Scan # = 74 SkdMonit: Total Star # = 4 SkdMonit: SkdMonit: 1st Scan = 2016/09/20 12:57:00 2223-052 SkdMonit: Last Scan = 2016/09/20 23:47:10 2215+020 SkdMonit: SkdMonit: ---------- Station ID Table ---------- SkdMonit: At --- ATCA SkdMonit: Pa --- PARKES SkdMonit: Mp --- MOPRA SkdMonit: Ho --- HOB_DBBC SkdMonit: Cd --- CDDBBC SkdMonit: Ti --- DSS43LBA SkdMonit: Ks --- KASHIM34 SkdMonit: Ww --- WARK12M SkdMonit: T6 --- TIANMA65 SkdMonit: Ur --- URUMQI SkdMonit: Sh --- SHANGHAI SkdMonit: Bd --- BADARY ・・・・中略・・・・ SkdMonit: Mc --- MEDICINA SkdMonit: O8 --- ONSALA85 SkdMonit: Tr --- TORUN SkdMonit: Hh --- HART SkdMonit: Ir --- IRBENE SkdMonit: (Note that 1 char station ID is not defined in a VEX file) SkdMonit: -------------------------------------- SkdMonit: ------- Star Table ------------------- SkdMonit: NAME1 NAME2 R.A.(deg) DEC(deg) EPOCH SkdMonit: 1 FAKERA 180.000000 85.000000 2000.000000 SkdMonit: 2 2215+020 334.450991 2.336309 2000.000000 SkdMonit: 3 2223-052 336.446914 -4.950386 2000.000000 SkdMonit: 4 3C454.3 343.490616 16.148211 2000.000000 SkdMonit: -------------------------------------- SkdMonit: ------- Frequency (MHz) Table -------- SkdMonit: Gr# 1 1668.00 L 1668.00 U 1668.00 L 1668.00 U SkdMonit: -------------------------------------- SkdMonit: ------- PCAL Freq (kHz) Table --------- SkdMonit: Gr# 1 2000.0 2000.0 2000.0 2000.0 SkdMonit: -------------------------------------- SkdMonit: --------- PICKUP SCAN TABLE ---------- <==基線ID, 電波源名の条件を満たすスキャンが表示される SkdMonit: SCAN# SOURCE YYYY/DDD HH:MM:SS DURA STATION_IDS SkdMonit: 14 3C454.3 2016/264 14:41:30 480 At Pa Mp Ho Cd Ti Ks Ww T6 Ur Sh Bd SkdMonit: 29 3C454.3 2016/264 17:01:00 480 At Mp Ho Cd Ti Ks T6 Ur Sh Bd Sv Zc SkdMonit: --------------------------------------
実行例(K5/VSSPデータ処理の場合) |
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【例1. 非会話型で処理する】
非会話型で基線ID=RG、観測番号8のみの予測値ファイルを作成。スケジュールファイル、 データはカレントディレクトリにあるとし、予測値ファイルはカレントディレクトリに作成する。 クロックオフセットは8μsecとする
$ apri_calc k10189.skd -baseid RG -apedir ./ -start 8 -stop 8 -coffset 8.0e-6 apri_calc (Ver. 2016-10-12) ====================== RUN CONDITION ======================== K5 file naming type is Type 1 : sidDDDNNNN.dat (SKED deflt) Sub-net mode ON : PRT is set according to each scan length Output directory : ./ ============================================================= **************** Schedule File Information ****************** File name --- ./k10189.skd File type --- SKED Exp. code --- K10189 # of stations --- 2 G R # of stars --- 12 # of scans --- 2203 1st Scan : 2010/07/07 20:05:00 3C84 Last Scan : 2010/07/11 00:00:21 3C84 ************************************************************* ------ STATION ID TABLE -------- G --- KOGANEI R --- KASHIM11 -------------------------------- Station ID for X station : R Station ID for Y station : G Selected Baseline is R-G Sampling Information is as follows from schedule file from operator KASHIM11 : 32MHz 1bit 16CH 0MHz 0bit 0CH KOGANEI : 32MHz 1bit 16CH 0MHz 0bit 0CH Data directory for X station (KASHIM11) : ./ Data directory for Y station (KOGANEI) : ./ Frequency group and frequencies Gr# 1 : 7700.99MHz U 7710.99MHz U 7720.99MHz U 7850.99MHz U Gr# 2 : 8090.99MHz U 8290.99MHz U 8490.99MHz U 8550.99MHz U Gr# 3 : 8570.99MHz U 8580.99MHz U 2210.99MHz U 2220.99MHz U Gr# 4 : 2240.99MHz U 2290.99MHz U 2330.99MHz U 2340.99MHz U Frequency Group# : 1 Gr# 1 is selected PCAL freq (kHz) : 4010.0 4010.0 4010.0 4010.0 Clock offset and rate : 8e-06 0 Clock Epoch : 0/000 00:00:00 X Clock offset against UTC : 0.000000 ut1,wobbx,wobby : 0.000000 0.000000 0.000000 # of scans --- 2203 Scan range : 8 - 8 8 2010189001135 4C39.25 0 0 0 Apriori File ( ./ape1880008RGa.txt ) created Total # of a-priori files created is 1
【例2. 会話型で処理する】
$ apri_calc k10189.skd -apedir apeout<――スケジュールファイルと出力ディレクトリ(デフォルト以外の場合)を指定して走らせる apri_calc (Ver. 2016-10-12) ====================== RUN CONDITION ======================== K5 file naming type is Type 1 : sidDDDNNNN.dat (SKED deflt) Sub-net mode ON : PRT is set according to each scan length Output directory : apeout <== このディレクトリが無い場合は警告を出してストップする ============================================================= **************** Schedule File Information ****************** File name --- ./k10189.skd File type --- SKED Exp. code --- K10189 # of stations --- 2 G R # of stars --- 12 # of scans --- 2203 1st Scan : 2010/07/07 20:05:00 3C84 Last Scan : 2010/07/11 00:00:21 3C84 ************************************************************* ------ STATION ID TABLE -------- G --- KOGANEI R --- KASHIM11 -------------------------------- Enter Station ID for X station ----> R <―― X局とするID Enter Station ID for Y station ----> G <―― Y局とするID Selected Baseline is R-G Sampling Information is as follows from schedule file from operator KASHIM11 : 32MHz 1bit 16CH 0MHz 0bit 0CH KOGANEI : 32MHz 1bit 16CH 0MHz 0bit 0CH Enter data directory for X station (KASHIM11) ---> ./ <―― X局データのあるディレクトリを指定 Enter data directory for Y station (KOGANEI) ---> ./ <―― Y局データのあるディレクトリを指定 Data directory for X station (KASHIM11) : ./ Data directory for Y station (KOGANEI) : ./ Frequency group and frequencies Gr# 1 : 7700.99MHz U 7710.99MHz U 7720.99MHz U 7850.99MHz U Gr# 2 : 8090.99MHz U 8290.99MHz U 8490.99MHz U 8550.99MHz U Gr# 3 : 8570.99MHz U 8580.99MHz U 2210.99MHz U 2220.99MHz U Gr# 4 : 2240.99MHz U 2290.99MHz U 2330.99MHz U 2340.99MHz U Enter Frequency Group# ----> 2 <――処理する周波数グループを選択 Frequency Group# : 2 Gr# 2 is selected PCAL freq (kHz) : 4010.0 4010.0 4010.0 4010.0 Enter Clock Offset (sec) ----> 0.0 <――クロックオフセット (フリンジサーチ後は結果を反映すること) Enter Clock Rate (s/s) -----> 0.0 <――通常0でOK。ここで0でない値を入力すると 以下のようにエポックを聞いてくる Enter Clock Epoch (YYYY/DDD-HH:MM:SS|YYYY/MM/DD-HH:MM:SS|YYYYDDDHHMMSS) 0 for each PRT (old style) ----> 2010/07/07-20:05:00 <――エポックを入力する。ここで0を入力すると、 それぞれのPRTがエポックと見なされる。つまり、 スキャン毎のクロックオフセットは固定値となる。 Clock offset and rate : 0 0 <−−もしレートが0でない場合、ここに反映される Clock Epoch : 0/000 00:00:00 <−−もしレートが0でない場合、ここに反映される X Clock offset against UTC : 0.000000 <――会話型ではこのパラメータはセット できません Enter UT1-UTC (sec) ----> 0.0 <――不明な場合は0で可 Enter Wobb X (arcsec) ----> 0.0 <――不明な場合は0で可 Enter Wobb Y (arcsec) ----> 0.0 <――不明な場合は0で可 ut1,wobbx,wobby : 0.000000 0.000000 0.000000 # of scans --- 2203 Enter Start Scan number ----> 8 <――処理するスキャンの範囲(開始) Enter Stop Scan number ----> 8 <――処理するスキャンの範囲(終了) Scan range : 8 - 8 8 2010189001135 4C39.25 0 0 0 Apriori File ( apeout/ape1880008RGb.txt ) created Total # of a-priori files created is 1
【例3. 電波源を限定して会話型で処理をする】
$ apri_calc k10189.skd -source 3C273B <――オプション'-source'で電波源を3C273Bに限定する apri_calc (Ver. 2016-10-12) ====================== RUN CONDITION ======================== K5 file naming type is Type 1 : sidDDDNNNN.dat (SKED deflt) Sub-net mode ON : PRT is set according to each scan length Pickup Source Name : 3C273B <== 抽出する電波源名 Output directory : ../corrapri/ ============================================================= **************** Schedule File Information ****************** File name --- ./k10189.skd File type --- SKED Exp. code --- K10189 # of stations --- 2 G R # of stars --- 12 # of scans --- 2203 1st Scan : 2010/07/07 20:05:00 3C84 Last Scan : 2010/07/11 00:00:21 3C84 ************************************************************* ------ STATION ID TABLE -------- G --- KOGANEI R --- KASHIM11 -------------------------------- Enter Station ID for X station ----> R Enter Station ID for Y station ----> G Selected Baseline is R-G Sampling Information is as follows from schedule file from operator KASHIM11 : 32MHz 1bit 16CH 0MHz 0bit 0CH KOGANEI : 32MHz 1bit 16CH 0MHz 0bit 0CH Enter data directory for X station (KASHIM11) ---> ./ Enter data directory for Y station (KOGANEI) ---> ./ Data directory for X station (KASHIM11) : ./ Data directory for Y station (KOGANEI) : ./ Frequency group and frequencies Gr# 1 : 7700.99MHz U 7710.99MHz U 7720.99MHz U 7850.99MHz U Gr# 2 : 8090.99MHz U 8290.99MHz U 8490.99MHz U 8550.99MHz U Gr# 3 : 8570.99MHz U 8580.99MHz U 2210.99MHz U 2220.99MHz U Gr# 4 : 2240.99MHz U 2290.99MHz U 2330.99MHz U 2340.99MHz U Enter Frequency Group# ----> 1 Frequency Group# : 1 Gr# 1 is selected PCAL freq (kHz) : 4010.0 4010.0 4010.0 4010.0 Enter Clock Offset (sec) ----> 0 Enter Clock Rate (s/s) -----> 0 Clock offset and rate : 0 0 Clock Epoch : 0/000 00:00:00 X Clock offset against UTC : 0.000000 Enter UT1-UTC (sec) ----> 0 Enter Wobb X (arcsec) ----> 0 Enter Wobb Y (arcsec) ----> 0 ut1,wobbx,wobby : 0.000000 0.000000 0.000000 # of scans --- 2203 Enter Start Scan number ----> 0 <== すべてのスキャンを対象とする時は0を入力 Enter Stop Scan number ----> 0 <== すべてのスキャンを対象とする時は0を入力 Scan range : 1 - 2203 84 2010189025648 3C273B 0 0 0 <== スケジュールから3C273Bのみが抽出される Apriori File ( ../corrapri/ape1880084RGa.txt ) created 87 2010189030117 3C273B 0 0 0 Apriori File ( ../corrapri/ape1880087RGa.txt ) created 90 2010189030659 3C273B 0 0 0 ・・・・中略・・・・ Apriori File ( ../corrapri/ape1881797RGa.txt ) created 1799 2010191112026 3C273B 0 0 0 Apriori File ( ../corrapri/ape1881799RGa.txt ) created Total # of a-priori files created is 168
【例4. 例3を非会話型で実行する】
$ apri_calc k10189.skd ../corrapri RG 0 0 1 0 0 ./ ./ 0 0 0 1 0 0 3C273B apri_calc (Ver. 2016-10-12) ====================== RUN CONDITION ======================== K5 file naming type is Type 1 : sidDDDNNNN.dat (SKED deflt) Sub-net mode OFF: PRT is set based on the longest scan Pickup Source Name : 3C273B Output directory : ../corrapri ============================================================= **************** Schedule File Information ****************** File name --- ./k10189.skd File type --- SKED Exp. code --- K10189 # of stations --- 2 G R # of stars --- 12 # of scans --- 2203 1st Scan : 2010/07/07 20:05:00 3C84 Last Scan : 2010/07/11 00:00:21 3C84 ************************************************************* ------ STATION ID TABLE -------- G --- KOGANEI R --- KASHIM11 -------------------------------- Station ID for X station : R Station ID for Y station : G Selected Baseline is R-G Sampling Information is as follows from schedule file from operator KASHIM11 : 32MHz 1bit 16CH 0MHz 0bit 0CH KOGANEI : 32MHz 1bit 16CH 0MHz 0bit 0CH Data directory for X station (KASHIM11) : ./ Data directory for Y station (KOGANEI) : ./ Frequency group and frequencies Gr# 1 : 7700.99MHz U 7710.99MHz U 7720.99MHz U 7850.99MHz U Gr# 2 : 8090.99MHz U 8290.99MHz U 8490.99MHz U 8550.99MHz U Gr# 3 : 8570.99MHz U 8580.99MHz U 2210.99MHz U 2220.99MHz U Gr# 4 : 2240.99MHz U 2290.99MHz U 2330.99MHz U 2340.99MHz U Frequency Group# : 1 Gr# 1 is selected PCAL freq (kHz) : 4010.0 4010.0 4010.0 4010.0 Clock offset and rate : 0 0 Clock Epoch : 0/000 00:00:00 X Clock offset against UTC : 0.000000 ut1,wobbx,wobby : 0.000000 0.000000 0.000000 # of scans --- 2203 Scan range : 1 - 2203 84 2010189025648 3C273B 0 0 0 Apriori File ( ../corrapri/ape1880084RGa.txt ) created 87 2010189030117 3C273B 0 0 0 ・・・・中略・・・・ Apriori File ( ../corrapri/ape1881797RGa.txt ) created 1799 2010191112026 3C273B 0 0 0 Apriori File ( ../corrapri/ape1881799RGa.txt ) created Total # of a-priori files created is 168
これで、予測値ファイルが apeoutディレクトリ以下にできる(出力ディレクトリを指定しない場合は../corrapri/ 以下にできる)。
実行例(VDIFフォーマットデータ同志の相関処理の場合) |
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$ apri_calc ..sked/ks15002.skd -format VDIF <−− "-format"オプションでVDIFを指定する apri_calc (Ver. 2016-10-12) ====================== RUN CONDITION ======================== K5 file naming type is Type 1 : sidDDDNNNN.dat (SKED deflt) Sub-net mode ON : PRT is set according to each scan length X station data format : VDIF <――選択データフォーマットの表示 Y station data format : VDIF <――選択データフォーマットの表示 Output directory : ../corrapri/ ============================================================= **************** Schedule File Information ****************** File name --- ../src/ks15002.skd File type --- SKED Exp. code --- KS15002 # of stations --- 5 G R Y B O # of stars --- 16 # of scans --- 289 1st Scan : 2015/01/02 02:00:00 3C345 Last Scan : 2015/01/03 02:02:43 0059+581 ************************************************************* ------ STATION ID TABLE -------- G --- KOGANEI R --- KASHIM11 Y --- TATEYAMA B --- MIURA O --- KASHIM34 -------------------------------- Enter Station ID for X station ----> R Enter Station ID for Y station ----> G Selected Baseline is R-G Sampling Information is as follows (サンプリング情報の表示) from schedule file from operator KASHIM11 : 16MHz 1bit 16CH 0MHz 0bit 0CH KOGANEI : 16MHz 1bit 16CH 0MHz 0bit 0CH Enter data directory for X station (KASHIM11) ---> ./ <――データディレクトリの指定 Enter data directory for Y station (KOGANEI) ---> ./ <――データディレクトリの指定 Data directory for X station (KASHIM11) : ./ Data directory for Y station (KOGANEI) : ./ Frequency group and frequencies Gr# 1 : 7864.99MHz U 7874.99MHz U 7884.99MHz U 8014.99MHz U Gr# 2 : 8114.99MHz U 8244.99MHz U 8504.99MHz U 8544.99MHz U Gr# 3 : 8564.99MHz U 8574.99MHz U 2214.99MHz U 2224.99MHz U Gr# 4 : 2234.99MHz U 2264.99MHz U 2294.99MHz U 2304.99MHz U Enter Frequency Group# (0 for all) ----> 0 <――すべての選択 All frequency mode is selected! Enter Clock Offset (sec) ----> 0 Enter Clock Rate (s/s) -----> 0 Clock offset and rate : 0 0 Clock Epoch : 0/000 00:00:00 X Clock offset against UTC : 0.000000 Enter UT1-UTC (sec) ----> 0 Enter Wobb X (arcsec) ----> 0 Enter Wobb Y (arcsec) ----> 0 ut1,wobbx,wobby : 0.000000 0.000000 0.000000 # of scans --- 289 Enter Start Scan number ----> 1 Enter Stop Scan number ----> 2 Scan range : 1 - 2 1 2015002020045 3C345 0 0 0 Apriori File ( ../corrapri/ape0020001RG.txt ) created 2 2015002020520 3C454.3 0 0 0 Apriori File ( ../corrapri/ape0020002RG.txt ) created Total # of a-priori files created is 2
必要に応じて出来上がった予測値ファイル中のデータファイル名をテキストエディタで修正する
実行例(Mark-5Bフォーマットデータ同志の相関処理の場合) |
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$ apri_calc ..sked/ks15002.skd -format M5B <−− "-format"オプションでM5Bを指定する apri_calc (Ver. 2016-10-12) ====================== RUN CONDITION ======================== K5 file naming type is Type 1 : sidDDDNNNN.dat (SKED deflt) Sub-net mode ON : PRT is set according to each scan length X station data format : Mark-5B <――選択データフォーマットの表示 Y station data format : Mark-5B <――選択データフォーマットの表示 ============================================================= **************** Schedule File Information ****************** File name --- ../src/ks15002.skd File type --- SKED Exp. code --- KS15002 # of stations --- 5 G R Y B O # of stars --- 16 # of scans --- 289 1st Scan : 2015/01/02 02:00:00 3C345 Last Scan : 2015/01/03 02:02:43 0059+581 ************************************************************* ------ STATION ID TABLE -------- G --- KOGANEI R --- KASHIM11 Y --- TATEYAMA B --- MIURA O --- KASHIM34 -------------------------------- Enter Station ID for X station ----> R Enter Station ID for Y station ----> G Selected Baseline is R-G Sampling Information is as follows (サンプリング情報の表示) from schedule file from operator KASHIM11 : 16MHz 1bit 16CH 0MHz 0bit 0CH KOGANEI : 16MHz 1bit 16CH 0MHz 0bit 0CH Enter data directory for X station (KASHIM11) ---> ./ <――データディレクトリの指定 Enter data directory for Y station (KOGANEI) ---> ./ <――データディレクトリの指定 Data directory for X station (KASHIM11) : ./ Data directory for Y station (KOGANEI) : ./ Frequency group and frequencies Gr# 1 : 7864.99MHz U 7874.99MHz U 7884.99MHz U 8014.99MHz U Gr# 2 : 8114.99MHz U 8244.99MHz U 8504.99MHz U 8544.99MHz U Gr# 3 : 8564.99MHz U 8574.99MHz U 2214.99MHz U 2224.99MHz U Gr# 4 : 2234.99MHz U 2264.99MHz U 2294.99MHz U 2304.99MHz U Enter Frequency Group# (0 for all) ----> 0 <――すべての選択 All frequency mode is selected! Enter Clock Offset (sec) ----> 0 Enter Clock Rate (s/s) -----> 0 Clock offset and rate : 0 0 Clock Epoch : 0/000 00:00:00 X Clock offset against UTC : 0.000000 Enter UT1-UTC (sec) ----> 0 Enter Wobb X (arcsec) ----> 0 Enter Wobb Y (arcsec) ----> 0 ut1,wobbx,wobby : 0.000000 0.000000 0.000000 # of scans --- 289 Enter Start Scan number ----> 1 Enter Stop Scan number ----> 2 Scan range : 1 - 2 1 2015002020045 3C345 0 0 0 Apriori File ( ../corrapri/ape0020001RG.txt ) created 2 2015002020520 3C454.3 0 0 0 Apriori File ( ../corrapri/ape0020002RG.txt ) created Total # of a-priori files created is 2
必要に応じて出来上がった予測値ファイル中のデータファイル名をテキストエディタで修正する\\
実行例(X局データがVSSP32、Y局データがVDIFフォーマットデータの場合) |
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$ apri_calc ..sked/ks15002.skd -formY VDIF <−− "-formY"オプションでVDIFを指定する。 X局はデフォルトがVSSPフォーマットなので指定する必要はない。 apri_calc (Ver. 2016-10-12) ====================== RUN CONDITION ======================== K5 file naming type is Type 1 : sidDDDNNNN.dat (SKED deflt) Sub-net mode ON : PRT is set according to each scan length Y station data format : VDIF <――選択データフォーマットの表示 ============================================================= **************** Schedule File Information ****************** File name --- ../src/ks15002.skd File type --- SKED Exp. code --- KS15002 # of stations --- 5 G R Y B O # of stars --- 16 # of scans --- 289 1st Scan : 2015/01/02 02:00:00 3C345 Last Scan : 2015/01/03 02:02:43 0059+581 ************************************************************* ------ STATION ID TABLE -------- G --- KOGANEI R --- KASHIM11 Y --- TATEYAMA B --- MIURA O --- KASHIM34 -------------------------------- Enter Station ID for X station ----> R Enter Station ID for Y station ----> G Selected Baseline is R-G Sampling Information is as follows (サンプリング情報の表示) from schedule file from operator KASHIM11 : 16MHz 1bit 16CH 0MHz 0bit 0CH KOGANEI : 16MHz 1bit 16CH 0MHz 0bit 0CH Enter data directory for X station (KASHIM11) ---> ./ <――データディレクトリの指定 Enter data directory for Y station (KOGANEI) ---> ./ <――データディレクトリの指定 Data directory for X station (KASHIM11) : ./ Data directory for Y station (KOGANEI) : ./ Frequency group and frequencies Gr# 1 : 7864.99MHz U 7874.99MHz U 7884.99MHz U 8014.99MHz U Gr# 2 : 8114.99MHz U 8244.99MHz U 8504.99MHz U 8544.99MHz U Gr# 3 : 8564.99MHz U 8574.99MHz U 2214.99MHz U 2224.99MHz U Gr# 4 : 2234.99MHz U 2264.99MHz U 2294.99MHz U 2304.99MHz U Enter Frequency Group# ----> 1 <――どれか一つのグループを選択 All frequency mode is selected! Enter Clock Offset (sec) ----> 0 Enter Clock Rate (s/s) -----> 0 Clock offset and rate : 0 0 Clock Epoch : 0/000 00:00:00 X Clock offset against UTC : 0.000000 Enter UT1-UTC (sec) ----> 0 Enter Wobb X (arcsec) ----> 0 Enter Wobb Y (arcsec) ----> 0 ut1,wobbx,wobby : 0.000000 0.000000 0.000000 # of scans --- 289 Enter Start Scan number ----> 1 Enter Stop Scan number ----> 2 Scan range : 1 - 2 1 2015002020045 3C345 0 0 0 Apriori File ( ../corrapri/ape0020001RG.txt ) created 2 2015002020520 3C454.3 0 0 0 Apriori File ( ../corrapri/ape0020002RG.txt ) created Total # of a-priori files created is 2
必要に応じて出来上がった予測値ファイル中のデータファイル名をテキストエディタで修正する
実行例(X局、Y局ともにVDIFデータ、ただしY局データは単CH/スレッドのマルチスレッドデータの場合) |
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$ apri_calc ../sked/q19311.skd -apedir ../work -formX VDIF 16M2B8C -formY VDIF 16M2B1C -threadY MULTI apri_calc (Ver. 2019-12-03) ====================== RUN CONDITION ======================== K5 file naming type is Type 1 : sidDDDNNNN.dat (SKED deflt) Sub-net mode ON : PRT is set according to each scan length X station data format : VDIF Y station data format : VDIF Output directory : ../work ============================================================= **************** Schedule File Information ****************** File name --- ../sked/q19311.skd File type --- SKED Exp. code --- Q19311 # of stations --- 2 M V # of stars --- 88 # of scans --- 28 1st Scan : 2019/11/07 10:00:00 2229+695 Last Scan : 2019/11/07 10:59:15 0805+410 ************************************************************* ------ STATION ID TABLE -------- M --- MK-VLBA V --- WETTZELL -------------------------------- Enter Station ID for X station ----> M Enter Station ID for Y station ----> V Selected Baseline is M-V Sampling Information is as follows from schedule file from operator MK-VLBA : 16MHz 2bit 8CH 16MHz 2bit 8CH WETTZELL : 16MHz 2bit 8CH 16MHz 2bit 1CH Enter data directory for X station (MK-VLBA) ---> ./ Enter data directory for Y station (WETTZELL) ---> ./ Data directory for X station (MK-VLBA) : ./ Data directory for Y station (WETTZELL) : ./ Frequency group, frequency, sideband, polarization based on MK-VLBA are Gr# 1 : 8365.75 MHz U 8445.75 MHz U 8805.75 MHz U 8925.75 MHz U Gr# 2 : 2232.75 MHz U 2262.75 MHz U 2372.75 MHz U 2392.75 MHz U Select Frequency Group#(s) (e.g. 1 [2 3 4 ...]) or 0 for all ----> 0 All frequency mode is selected! Enter Clock Offset (sec) ----> 0 Enter Clock Rate (s/s) -----> 0 Clock offset and rate : 0 0 Clock Epoch : 0/000 00:00:00 X Clock offset against UTC : 0 Enter UT1-UTC (sec) ----> 0 Enter Wobb X (arcsec) ----> 0 Enter Wobb Y (arcsec) ----> 0 ut1,wobbx,wobby : 0.000000 0.000000 0.000000 # of scans --- 28 Enter Start Scan number ----> 1 Enter Stop Scan number ----> 1 Scan range : 1 - 1 1 2019311100020 2229+695 0 0 0 Apriori File ( ../work/ape3110001MV.txt ) created Total # of a-priori files created is 1
作成される予測値ファイルの中身は以下のようになる
** This is Apriori file made by apri_calc Ver. 2019-12-03 ** for cor, cor_all, fx_cor, and fx_cor_all ** ** (X clock offset wrt UTC is not reflected to a-priori values) ** ** SUBNET ON: PRT is set according to each scan length ** ** Clock parameters at run are as follows, ** Clock Offset (s) : 0.000000 ** Clock Rate (s/s) : 0.000000 ** Clock Epoch : 0000/000 00:00:00 ** ** $EXPCODE Q19311 $OBS_NUMBER 1 $STATION1 MK-VLBA ./M3110001 $FORMAT1 VDIF 16MHz 8CH 2bit $XYZ-STATION1 -5464074.952510 -2495249.107380 2148296.843470 $STATION2 WETTZELL ./V3110001 $FORMAT2 VDIF 16MHz 1CH 2bit <= 単CH/スレッドデータなのでCH数は1であることに注意! $XYZ-STATION2 4075539.899410 931735.270250 4801629.351850 $BASEID MV $FRQ_GRP(1-2) 0 $FREQUENCY 8365750000.0 U 1 1 -- (0-0) <== ( )の中がX,Y局のスレッド# 8445750000.0 U 2 2 -- (0-1) 8805750000.0 U 3 3 -- (0-2) 8925750000.0 U 4 4 -- (0-3) 2232750000.0 U 5 5 -- (0-4) 2262750000.0 U 6 6 -- (0-5) 2372750000.0 U 7 7 -- (0-6) 2392750000.0 U 8 8 -- (0-7) $PCAL_FREQ 10000.0 10000.0 10000.0 10000.0 10000.0 10000.0 10000.0 10000.0 $CLOCK OFST= 0.000000 RATE= 0.000000 XCOF= 0.000000 $SOURCE 2229+695 $RA 22 30 36.46970500 $DEC 69 46 28.07690000 $EPOCH 2000.0 $GHA 14 34 58.530000 $EOP UT1-UTC= 0.000000 X_WOBB = 0.000000 Y_WOBB = 0.000000 $START 2019311100000 $STOP 2019311100040 $APRIORI PRT=2019311100020 TAU0= -2.210227274619678e-03 TAU1= -7.220902109727506e-07 TAU2= -3.243827760964927e-11 TAU3= 3.811317364141309e-15 $END