第97回KARCコロキウム開催報告
分子通信技術を実現するための鍵となる分子モータータンパク質のキネシンについて、DNAを鋳型として分子数を制御する新しい手法と得られた最新の知見についてご講演いただいた。 特に、1分子では運動連続性を持たないキネシンモーターNcdの分子数制御による運動連続性の獲得とその特性をご報告いただいた。 さらに、この手法を応用したDNA分子を鋳型とする人口軸糸の構築モデルなど応用例についても詳細にご紹介いただき、分子通信への新しいアプローチについて活発な討議が行われた。
参加人数 13名 (内部 13名、外部 0名)