第106回KARCコロキウム開催報告
横山博士のグループでは、これまでマイクロ・ナノマシニング技術(MEMS・NEMS技術)とバイオ材料の融合研究を行い、微小な対象物をバイオ分子を使って輸送・選別するデバイスなどを作製してきた。このようなアプローチは、KARCにおける生体物性プロジェクトの研究の方向性とオーバーラップする部分が多いこともあり、実験材料の詳細から将来的に想定されるアプリケーションに至るまで活発な議論が行われた。博士のグループでは、 最近、微小管1フィラメントを操作して並べる技術を確立しつつあり、MEMS・NEMSの技術を活用した実用的なマイクロデバイスへの発展が期待される。
参加人数9名 (内部 9名、外部 0名)