第114回KARCコロキウム開催報告


第114回KARCコロキウムの様子


生物はDNAやたんぱく質といったバイオ系素材による分子レベルの自己組織化を巧みに利用しながら精密な機能構造を極めて効率的に作り上げ、生命活動の基盤としている。この仕組みやからくりをうまく利用することで、金属・半導体からなるナノ粒子やナノ構造をナノメートルレベルの精度にて自在に並べ、結合する手法を開発し、新機能素材やデバイスとして活用しようとする近年の試みについて、実際の研究事例を交えて講演いただいた。コロキウムにはナノICT研究室とバイオICT研究室双方から多数の参加をいただき、本研究領域の将来展望や今後取り組むべき課題について有意義な議論がなされた。


参加者16名(内部16名、外部0名)