第117回KARCコロキウム開催報告


第117回KARCコロキウムの様子


ヘリオットワット大学准教授Robert. H. Hadfield氏によって、 超伝導ナノワイヤを用いた赤外光子検出技術に関しての講演が 行われた。最初に、ヘリオットワット大学で行われている研究 として、極低温ナノステージと共焦点レンズを用いたSNSPDの マッピング特性評価により、素子の基礎特性評価を行っている 成果についての紹介が行われた。また、実用SSPDシステムの構 築により、量子暗号鍵配送や量子導波路の動作実証、LIDAR応用 や、singlet oxygen検出など、様々な研究分野に適用した成果 の紹介が行われた。講演後は活発な質疑応答がなされて非常に 有意義なコロキウムとなった。


参加人数15名 (内部15名,外部0名)