第123回KARCコロキウム開催報告

「スパースモデリングとデータ駆動科学」というタイトルで東京大学岡田真人教授にご講演いただき、医学データや天文データといった様々な計測データに対して、スパースモデリングを利用することで、これまでに得られなかった結果を得ることが出来ることを実例を持って示していただいた。未来ICT研究所や脳情報通信融合研究センターには、バイオ計測や物性計測、脳計測等の様々な種類の計測データが大量にある。これらのデータに対して、人工知能の一種とも言えるスパースモデリングを利用することで新しい知見を得ることが出来る可能性を感じられる講演であった。脳やバイオ、ナノといった様々な分野の研究者が参加し、活発な議論がなされた。

参加人数17名