第123回KARCコロキウムのご案内


第123回KARCコロキウムは終了しました。ご参加ありがとうございました。

開催日時 平成27年12月25日(金) 14:00 〜 16:00
開催場所 未来ICT研究所 第二研究棟 3F テレビ会議室2
講演 スパースモデリングとデータ駆動科学
講演者 東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授
岡田 真人 氏
講演概要 本講演ではまず,スパースモデリングの基本的な考え方を紹介し,物理学,神経科学,生物学などを例にとり,観測データの背後にある潜在的な構造の抽出にスパースモデリングが有効であることを説明する.つぎに,新学術領域「スパースモデリングの深化と高次元データ駆動科学の創成」を紹介する.このプロジェクトの目的は,多様な諸科学におけるデータ解析の目標と情報科学的手法を系統的に取り扱う枠組みである高次元データ駆動科学の創成である.プロジェクトの活動において,我々はDavid Marrが指摘した三つのレベルが,データ駆動科学を創成するためにも重要な着眼点となることを確信し,“データ駆動科学の三つのレベル”を提案した[1].
[1] Igarashi, Nagata, Kuwatani, Omori, Nakanishi-Ohno and Okada, “ThreeLevels of Data-Driven Science”, submitted to Proc. of HD3-2015, 2015.
使用言語 日本語
参加費 無料
担当者 情報通信研究機構 脳情報通信融合研究センター
脳機能計測研究室 副室長 成瀬 康