第149回 未来ICT神戸コロキウムのご案内
| 開催日時 | 令和7年11月10日(月) 15:00-16:00 |
| 開催場所 | 未来ICT研究所(神戸) 第1研究棟 2F 小会議室 |
| 講演 | 超伝導ナノワイヤ検出器による高速量子ネットワークの実現 |
| 講演者 | Boris Korzh スイス・ジュネーブ大学・教授 |
| 講演概要 | 超伝導ストリップを用いた光子検出器(SSPD)は、広帯域にわたる波長領域において高い検出効率、低案計数率、高速応答や高時間分解能といった優れた特徴を有しており、量子技術をはじめとする様々な研究分野に適用されているが、一方で、さらなる高性能化・高度化に向けた研究開発も盛んに進められている。講演者であるBORIS KORZH教授は、超伝導光子検出器における時間分解能を大幅に低減する手法や、深宇宙光通信応用に向けたSSPDアレイ開発、量子ネットワーク応用に向けた光子数識別SSPDの開発などに取り組み、優れた研究成果を挙げている。本講演では、これらの取り組みについて紹介いただく。 |
| 使用言語 | 英語 |
| 参加費 | 無料 |
| セミナー開催の主旨 | 本講演では、現在超伝導ICT研究室と超伝導ストリップ光子検出器に関する共同研究を実施・推進しているジュネーブ大学のBoris Korzh教授をお呼びし、ジュネーブ大学や前職となる米国JPLでの超伝導ストリップ光子検出器や量子情報通信技術をはじめとする先端技術応用についての研究成果について紹介いただく。 |
| 担当者 | 超伝導ICT研究室 三木 茂人 |
